過去ログ - 女「(あー、どこだここ?)」  神父「!!」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/02(水) 20:52:30.09 ID:VTDoUvPL0
5分後 国 ゲッティンの地への道近く 馬貸出小屋


生贄「……」

女「あのさ」

生贄「……なんだ」

女「もしかして男の子だったりする?」

生贄「俺は生まれた時から男だ!それに男の子って歳じゃねぇよ!」

女「ごめんごめん、私よりも細いし顔が整ってたから……」

生贄「悪かったな……」

女「あはは……、えと、私の名前は女、よろしく」

生贄「……俺は剣士だ」

女「じゃあ剣士はちょっとここで待ってて馬を借りてくるから」

生贄→剣士「ああ……」


「すいませーん、馬借りたいんですけどー」

「いらっしゃいお嬢さん、別嬪さんから女の子に優しい紳士まで幅広く扱ってるよ!」


剣士「(……あいつから逃げるか?いや、ここで逃げてもこの国から出ないとあそこに閉じ込められちまう)」


「えーっとですね、ザックスの国まで行ける馬を2匹お願いできますか?」

「おやすい御用よ!帰りはいつにおなりで?」

「それがいつになるか……ザックスに姉夫婦が住んでいるのですが、姉が病にかかってしまい甥の面倒を見に行かないといけないんです」

「それは大変だねぇー、しかし長期となると買取のほうが安くつくよ?」


剣士「(行先はザックスか……向かう途中で逃げてフュンフかツェーンに逃げれば何とかなるか……?)」


「そんな……馬を二匹買うお金なんて……」

「お嬢さん……そうだこれならどうだい?」


剣士「(途中で喰われそうになったら……いやあんな女なら少し休めば殺せる、魔法もろくに扱えない奴に負けるわけがねぇ……)」


「__ありがとうございます!おじさま!これで私、姉のそばにいられます!」

「いいってことよぉ!!旅の途中は気をつけなよ!」


剣士「(……なんせ俺は__)」


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