過去ログ - キリト「叛逆の物語」 シリカ「私は貝になりたい」
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2014/07/05(土) 01:12:11.06 ID:I1qrmq120
そしてあたしは巨人と真っ向勝負をした。

シリカ「わー!」

しかしあたしが限界までソードスキルの能力を高めて戦っても、この巨人に勝てるわけがなかった。
次々と巨人の攻撃に苦しめられる。

シリカ「あつい!」

シリカ「わかってるよ。あたしがいくらバカでも、人間が巨人に勝てないことくらいわかるんだよ。」

巨人「ならばなぜ、無理をする、無茶をする、無駄をする?」

シリカ「だってあたしだって死にたくないし、アスナさんを死なせたくないもん。」

あたしは完全に巨人にうちのめされた。

巨人「弱い生き物だな。もう決着か。そんなもんか、人間の女は。」

巨人「まあいい、よかろう、そんなに明日奈って女を殺させないんだったら、お前を[ピーーー]。」

巨人「お前がしねば全て解決だしな。」

巨人「さあ死刑執行の時間だ。今からお前をあの世に、地獄に送ってやる。」

巨人「そのトカゲも一緒にな」

シリカ「あーあ、あたしやっぱり死ぬんだな。戦う前から死ぬこと覚悟してたけど。」

シリカ「命懸けで戦って、あたしにできたことはせいぜい女の子を1人救って、自分がたった1分生きながらえることが精一杯だったなんて。」

「だから言っただろ。無理なのだ、無茶なのだ、無駄なのだ。」

シリカ「その通りだよ。」

バギー「最期に何か言い残すことはあるか?」

シリカ「言い残すことは、全部お母さんとキリトさんへのあの手紙、遺書に書いてきたよ。」

シリカ「言い残したこと・・・。そういえばあたし結局一度もキリトさんに好きって言えなかったな。」

シリカ「あんなに好きだったのに、世界中の誰よりも愛してたのに、嫉妬して、こんな怪物を生み出しちゃうくらい大好きだったのに。」

シリカ「あたし一度もキリトさんに好きだって言えなかった。」

シリカ「まああの手紙に書いたけど、言葉で直接言いたかった。」

シリカ「こんなことになるくらいなら、もっと早くキリトさんにあたしの気持ち伝えておけばよかった。」



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