過去ログ - キョン「この中にポニーテールがいたら、俺のところに来なさい。」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/02(水) 17:24:22.99 ID:k8rsyjuQ0
食い終わった弁当箱を鞄にしまい込んで谷口はニヤリと笑った。

「俺だったらそうだな、このクラスでのイチオシはあいつだな、朝倉涼子」

谷口がアゴをしゃくって示した先に、女どもの一団が仲むつまじく机をひっつけて談笑している。
その中心で明るい笑顔を振りまいているのが朝倉涼子だった。

「俺の見立てでは一年の女の中でもベスト3には確実に入るね」

一年の女子全員をチェックでもしたのか。

「おうよ。AからDにまでランク付けしてそのうちAランクの女子はフルネームで覚えたぜ。
一度しかない高校生活、どうせなら楽しく過ごしたいからよ」

「朝倉さんがそのAなわけ?」と国木田。

「AAランクプラス、だな。俺くらいになると顔見るだけで解る。アレはきっと性格までいいに違いない」

勝手に決めつける谷口の言葉はまあ話し半分で聞くとしても、
実のところ朝倉涼子もまた涼宮ハルヒとは別の意味で目立つ女だった。

まず第一に美人である。いつも微笑んでいるような雰囲気がまことによい。
第二に性格がいいという谷口の見立てはおそらく正しい。
第三に授業での受け答えを見てると頭もなかなかいいらしい。当てられた問題を確実に正答している。
第四に同性にも人気がある。あっという間にクラスの女子の中心的人物になりおおせてしまった。
第五に髪が長い。あれならポニーテールを結えるだろう。ついでに言えば、眉毛もポニーテールの形に剃れるかもしれない。


谷口には高嶺の花だと思うが。


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