過去ログ - キョン「この中にポニーテールがいたら、俺のところに来なさい。」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/02(水) 15:49:18.75 ID:k8rsyjuQ0
涼宮ハルヒは、まるで世の中を澱みを見るように俺に向けていた目をフンとばかりに逸らすと、黒板の辺りを睨みつけ始めた。

何かを言い返そうとして結局思いつかないでいた俺は担任の岡部が入ってきたおかげで救われた。

負け犬の心でしおしおと前を向くと、クラスの何人かがこっちのほうを興味深げに眺めていやがった。

目が合うと気持ち悪そうに目をそらし、そして同情するかのごときうなずきをハルヒによこしていた。

なんか、シャクに障る。今思えば、そいつらは全員東中の出身者だった。

とまあ、おそらくファースト・コンタクトとしてはまぁまぁの部類に入る会話のおかげで、
涼宮ハルヒも俺にかなり心を開いただろうと思い始めて一週間が経過した。


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