過去ログ - 梓「ムギ先輩は私のこと好きですか?」
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5: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:12:31.62 ID:nDPL8fUg0

探索は自分でやるから楽しい、というムギ先輩の発想は面白く感じました。
私は何度か校内探索に出ていましたが、それは所詮暇つぶしで。
面白いかどうかなんて考えたこともなかったのです。

以下略



6: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:13:02.09 ID:nDPL8fUg0
「さて、どこか案内して欲しいところはある?」

「えっと…」

「特にないんだ?」
以下略



7: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:13:28.01 ID:nDPL8fUg0
「あの…」

「どうしたの?」

「今日はありがとうございました。
以下略



8: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:13:56.97 ID:nDPL8fUg0
「え…」

先輩は戸惑っている私に近づき、そっと頭を撫でてくれました。

「先輩が、先輩風を吹かせるのに理由なんていらないのよ
以下略



9: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:14:46.76 ID:nDPL8fUg0



私は恐る恐る、手を伸ばした。

以下略



10: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:15:15.21 ID:nDPL8fUg0
 
 
 
 
 
以下略



11: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:15:44.17 ID:nDPL8fUg0
私が「もったいない先輩」を好きになったきっかけは、その一件なのだけれども。
そのきっかけが「好き」という言葉に昇華されるまでには時間がかかった。

他の先輩に気づかれないようにこっそり目で追って。
ムギ先輩と目が合うとサッと逸らして。
以下略



12: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:16:16.47 ID:nDPL8fUg0
とある夏の日。
澪先輩が夏風邪気味なため、部活はお休みだというメールが来た日。

私は部室に行きました。
特に理由はありません。
以下略



13: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:17:14.95 ID:nDPL8fUg0
冷たいお茶を飲みながら、部室でしばし談笑。
話したのは、休日の過ごし方、友達のこと、律先輩のオデコのこと。

ふと、話題が途切れる。

以下略



14: ◆zazfRpqcQg[saga]
2014/07/03(木) 01:17:57.39 ID:nDPL8fUg0
そっと触れる程度のキスの後、すぐ唇を離した先輩は「勘違いじゃないよね」と呟いた。
「勘違いなわけないです」と返すと、舌で私の唇を抉じ開けた。

突然のことで頭が真っ白になった私のことなどお構いなしで、ムギ先輩は私を愛しはじめた。
舌は生き物のように私の口内で暴れまわり、涎が2人の口から滴り落ちる。
以下略



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