35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/07/04(金) 00:15:06.96 ID:l0ZeiNi80
私はニヤつきながら一歩踏み出したあんあんの足元めがけてリボンを飛ばし絡めた
あんあん1,2「!?」
そしてそれを引っ張りあんあんたちを転倒させた
この這いつくばった姿勢で立った状態のあんあんたちに当てるのは困難
それならあんあんたちも地面の友達になってもらえばいい
不意を付かれたあんあんたちの表情は凍ったように固まっている
さよなら
まみまみ「ティロ!!」パァン!パァン!
あんあん1,2「アギャアアアア!!」
まず半分
まみまみ「ミッ!!」
私は足に刺さった槍を抜くとそれを杖代わりにしてさやさやたちに近づいた
さやさや1,2「」ガクガクブルブル
震えている、今度は演技ではないだろう
さやさや1,2「た、たすけ」
パァンパァン!
今度は殺すのに躊躇いはなかった
怒りが静まるとあたり4つの亡がらがとても虚しく悲しいく感じる
あれほど憎いと思っていたあんあんたちも殺してしまえばただ虚しくて悲しくて
そんな事を考えると私は地面に崩れ落ちた
さっきまでは槍を杖代わりにすれば歩くことだって出来たのに
もう立つ事さえ出来ない
なんで?さっきまでは歩けていたのに
痛い!痛い!痛い!!槍に刺されたところ、殴られた脇腹、全部痛い!!
猛烈な、これまで経験したことのないような痛みが私を襲う
まみまみ「ハァ…ハァ…」
呼吸が速くなり心臓の音がどくどくと鳴り響いて
両足がどうしようもなく熱くて
とにかく陰にいかなきゃ…
本能的にここに居るのは危険だと感じ傍の木の根元まで這いつくばって移動した
ほんの少しの距離だけどその距離はとても長く感じて
やっとの思いでついたは良いけど辺りには食べ物も何もなく
ただ体が回復するのを待つことしか私には出来なかった
まみまみ「ハァ…」
長い時間、あれほど輝いていた太陽が沈み月が昇るほど時間が経っても
足は治る気配がまったくない
ちょっとした怪我なら少し休めば回復したのに
今は食事も取れずただ体力が消耗していくだけ
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