過去ログ - 兎角「走り鳰と一緒に仕事をするようになって」
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2: ◆CRgbhGx9gA[saga]
2014/07/04(金) 20:44:53.87 ID:mGn+Uq+do

*鳰のワゴン車 車内



兎角「ここか」

鳰「はいっス、明かりついてますし、声も聞こえましたし、ターゲットたちは在宅のようっスね」

兎角「さっさと終わらせるぞ」

鳰「はいっスー、じゃあおさらいするっスよ?一軒家、ターゲットは2人。ともに元暴力団構成員の腕利きらしいっス」

鳰「ターゲット2人は凶暴すぎて暴力団から追放されたんスが、その際に大暴れ。暴力団員を数名殺傷した、と」

鳰「それでまあ、この2人をやっつけて、さらには暴力団が始末したように見せかけてほしい、とのことっスね」

兎角「このバッジを現場に落としておく、ということか」

鳰「はいー、メンツが重要なんでしょうね〜、あとはミョウジョウがうまくやってくれるそうっス」

兎角「それじゃあ、手はずどおりに」

鳰「ええ、閃光弾投げいれて突入、兎角さんがターゲットを無力化、無力化したターゲットをウチが撃っていくっス」

兎角「いくぞ」

鳰「はいっス」

黒組が終わって、3年が経った。

黒組で生き残った一ノ瀬は報酬として普通の暮らしを望み、自由を手に入れた。わたしは一ノ瀬と一緒に暮らしている。

それで何故、今こんなことをしているのかというと……

生活の為だ。マンションの家賃、光熱費、食費、その他もろもろ。

わたしは黒組の報酬でアズマの里にも17学園にも帰らずに暮らすことを選んだが……

結局のところ、ミョウジョウグループから斡旋された暗殺の仕事をするしかなかった。

…暗殺以外に、出来ることもなかったし。

だが、ミョウジョウの決まりとかで、2人1組でなければ仕事が請けられないようになっていた。相方が必要だった。

それがよりによって、こいつだとは……

鳰「♪〜〜はい、一人目終わりっス〜」

走り鳰と一緒に仕事をするようになって、3年になる。





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