過去ログ - 兎角「走り鳰と一緒に仕事をするようになって」
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41: ◆CRgbhGx9gA[saga]
2014/07/05(土) 21:01:08.75 ID:4NXgz1CXo

*別の日 ミョウジョウ学園金星寮7号室



鳰「ファッション?兎角さん、そんな単語知ってたんスね」

兎角「一ノ瀬がよく話題にあげるんだ。そういうの、わかるか?」

鳰「んー、全然わかんねっス。ウチ、露出ムリですし」

兎角「……そうか、そうだったな。悪かった」

鳰「いやいや、いいっス、ウチと兎角さんの仲じゃないっスか〜」

兎角「ああ、ありがとう」

鳰「え!?そ、そこはうるさい、とか無言でナイフを出すところっスよ!?」

兎角「パートナーだろう、わたしたちは」

鳰「!!あはっ、そうっスね」

兎角「それで、一ノ瀬から化粧水、という液体をもらったんだが用途が不明で」ゴソ

鳰「いや、ウチも持ってないですしわかんねーっスねー……ググりましょう」ピッピッ

兎角「……どうだ?」

鳰「『化粧水(けしょうすい)とは、皮膚を保湿し、整え、滑らかにする機能を持つ透明液状を呈した化粧品である』とのことっス」

兎角「……?」

鳰「おそらく、とりあえず顔に塗っとけばいいことありますよって感じのものかと思われるっス」

兎角「そうだったのか」

鳰「絶望的っスね〜、兎角さんは」

兎角「おまえも知らなかっただろ」

鳰「あはは、そうっスけどぉ、鳰ちゃんはいつでもすべすべ卵肌だから必要ないだけっス〜♪」

兎角「はぁ……」

鳰「んー……」

兎角「……」

鳰「……いや〜、実際、全然興味もてないんスよね〜、ファッションに限らず、なんでも」

兎角「……」

鳰「人を殺すこととかー、人の呪いかたとかー、そんくらいですし、今まで人に教わったことって。それを特に疑問に思わなかったですし」

鳰「そんなウチを拾ってくれた理事長には感謝してもしきれないっスけど」

鳰「でも最近は」

鳰「………………兎角さんと話してるときが一番楽しいっスよ」

兎角「そうだな、わたしもおまえと話してるときが一番、落ち着く」

鳰「っ……!い、いやだなあ、冗談っスよぉぉぉぉ!マジに返さないでください!」

兎角「うるさいぞ」

鳰「一転して厳しい!冷たいっスねぇ、パートナーじゃないっスか!」

兎角「うるさいパートナーだな」

鳰「あははは!」

兎角「ふふ」





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