過去ログ - 穂乃果「叶え!私たちの…夢!!」
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25: ◆AVPMieqoEvEh[sage]
2014/07/05(土) 16:31:36.68 ID:/YWXUU3e0
でも、気を抜いてばかりもいられません。なぜなら、まだ関門は残っているから。
絵里ちゃんは二人にありがとう。嬉しいわ。と伝えたあとでこう繋げた
「でもちょっとここは直したほうがいいっていうところはどっちもあるみたいだから…そこを直してから最終審査してもらいましょう」
これはいわば一時審査。私たちのお菓子を店頭に出すためには最終審査でお父さんとお母さんの許可を取らなくてはいけません
だから、直すべきところは直さないと商品としては出せません。そこで没になればそこで即刻御蔵入りとなるのです
だから細心の注意を払わなくてはいけない以上、まだまだ商品化の道の先は長いのです
「そうだね。お父さんのチェック、厳しいもんね」
その最終チェックの厳しさを知っている雪穂はうんうんと頷きながら同意する。
前回雪穂チェックを通った私の作品は最終チェックで落とされそのまま御蔵入り…悔しい思いをしました
それだけに今回はわたし的には並々ならぬ思いがあったり。
今回は太鼓判をもらっているだけに失敗したくない!今回は気を貼らなければ…そう気持ちを新たにしたところで
雪穂がいきなり席を立つと自分のバッグをもって帰り支度を始めた。
あれ?もう帰っちゃうの?
「それじゃ、私たちは帰るね?」
「えっ、もう帰っちゃうの?ゆっくりしていけばいいのに…」
他のお菓子もあるよ?それにいつもなら夕飯まで一緒に食べてから帰るはずなのに、何か用事でもあるのかな?
絵里ちゃんも意外そうな顔で二人を見つめている。
それ以上に意外そうにしていたのは当事者であるはずの亜里沙ちゃん。雪穂に疑問を投げかけます
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