過去ログ - むりやり小説新館
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5:MINT ◆MINT.MMVcM[sage]
2014/07/05(土) 21:12:11.88 ID:msm3yn2fo
そしてふとティオが目を覚ますと何故か冷たい格子付きの部屋にいた。

ティオ「…」

はっきりとまだ自分の状態がわかりきっていない状態のティオ。窓には格子がついており、
自分の眠っていたベッドの隣にはあったかそうなスープが置いてあった。

ティオ「…は!?まさか…ここは魔族の地だった!?」

ベッドから立ち上がり、急いで鉄格子ごしに外の景色を見てみる。
すると、そこは様々な建物から伸びる煙突から煙の伸びる異様な光景があった。

ティオ「煙突…?何か料理でもしてるんでしょうか?」
???「ん?違いますよ。あれは、武器や防具の職人たちの工房っす。」

ティオの背後から話をしてきたのは鎧に身をまとったひとりの少女だった。
およそ16くらいで自分とほぼ同じくらいの少女は自分の部屋にかかっていた鉄格子を開ける。
ちなみに鍵はかかっていないようだった。

ティオ「職人…?」
???「はい。ここは職人の町ハバリ。様々な物が生まれ、販売され、使われる。
     職人を中心とした町っす。ちなみに私はメル・ドゥエルフといいます。」
ティオ「メル…さんですか…。それで、何故私は牢のような場所に…?」
メル「あぁすいません。空いてる部屋ここしかなかったもので…。あ、でも鍵とか
   かかってなかったんで、別に外に出ても良かったんですけど…」
ティオ「と…とにかく、一国の姫をこんな場所に入れるとは…
     もう少し考えたほうがよろしかったのではないんですか?」
メル「とは言っても…文無しっすよね?…残念ですけどこの街では…身分は
   実力で証明するのです。私も元貴族ですけど、衛兵になってやっと身分を手に入れた
   んですね。」

メルと呼ばれる少女は自信とこの街について軽く説明をしていると>>6


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