過去ログ - 瑞鶴「私は幸運の空母なんかじゃない」 金剛「?」
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[sage saga]
2014/07/06(日) 06:42:10.43 ID:9Nk4pjf1o
加賀「──ここが提督室。執務室と提督の部屋を一緒にしているからこう呼んでいるわ」
金剛「これで主要箇所は全部ネー。瑞鶴、憶えられまシタか?」
瑞鶴「うん。二人のおかげでバッチリよ!」
金剛「それは良かったデース!」
加賀「ええ。教えた甲斐があったというものね。何か質問とかはある?」
瑞鶴「……えーっと」
金剛「? どうかしまシタ? 言いにくい事デスか?」
瑞鶴「ちょっと、ね。提督さんの事なんだけど……」
加賀「何かしら」
瑞鶴「…………私が気にし過ぎなのかもしれないけど、提督さんって何で目が死んでるのかなって」
加賀「やっぱりね」
瑞鶴「やっぱり?」
金剛「この鎮守府に居る子、全員が初見でそれを思っていマース」
加賀「ただ、提督は普通にしているみたいよ。そういう人だと思ってくれると嬉しいわ」
瑞鶴「そうなんだ……」
金剛「イエス! 初めは慣れないかもしれまセンが、だんだんあの目が心地良くなってきマスよー」
瑞鶴「こ、心地良く?」
加賀「それは貴女だけだと思うわ」
金剛「エー……? なんだか吸い込まれそうになって、身も心も捧げたくなりまセンか?」
加賀「ならないわ。後半だけは同意するけれど」
瑞鶴「今さらっと、二人がとんでもない発言をしたように聞こえたんだけど……」
金剛「あー……」
加賀「…………」
瑞鶴「き、聞かなかった事にするわね」
金剛「まあ、いつかバレますし……」
加賀「……そうね。いつかは知られる事だもの。今知られても問題無いわ」
金剛「瑞鶴も、きっとすぐにテートクの魅力に気付くネ! 優しくて強くて……もう語り切れないくらいデス!」
加賀「そうね。提督以上に魅力のある人なんて、今後現れないと思うわ」
瑞鶴「は、はぁ……」
瑞鶴(……なんだか緩い鎮守府ね?)
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