過去ログ - 上条「ソードアート・オンラインか、やってみたいな」アルゴ「その5ナ」
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1ZIMA”
◆5OdiFuFGeA
[sagesaga]
2014/07/13(日) 20:42:26.30 ID:1+0Zy1nO0
ザザ「…なんとなく、解った。ロザリア、お前は、児童関連の、仕事に、就いてた、のだろう?現実で」
ロザリア「御明察。流石、医療系に総合的に詳しいザザさんだ事。家が、医者かねぇ?」
ケイタの喉元に向けたランスを下す。そして話し始める
ロザリア「ま、当たりだよ。…最低な場所だったがな」
ケイタ「最低?」
ロザリア「私の働いてた施設はな。学園都市と繋がりが深くてよ、よく子供を提供してたよ。お金が入るからね」
ザザ「聞いたこと、あるな。育児放棄、された児童を、学園都市へ、優先的に、送ってると。しかも、自治体に、よっては」
ロザリア「交付金が出る。アイツの妹とかもそれなんだろうね。…私の職場もそうだった」
ケイタ「つまり」
ロザリア「そのまんまだよ。…虐待されてた子を優先的に学園都市に入学させてた。
お金がもらえるからね。慈善事業とはいえ、孤児を養うのにはお金がかかるのよ。だから」
ザザ「育てるのに、リスクが伴う、虐待された、子供を、学園都市に、差し出した。そう言う、事、か…まるで」
ロザリア「奴隷商売よ。…だけど、1年もかからないで慣れた。だって、文句言ってたら仕事できないし、お給料ももらえないからね。私は考えることを放棄したよ…」
ケイタ「だけど、なんでそれを――」
ロザリア「この世界に来て考える余裕が出来たのよ。元々、ネットゲームはやってたし。
それに、オレンジになったのはこの世界で私が生きやすいから、それでやっただけ。生きるために。
…紆余曲折あって、このギルドに参加したけど、カダージュは思い出させるのよ。現実で見た子供たちの事を。
…だから、私は戻りたくない。奴隷商売の片棒を担ぎたくないんだよ」
絞り出すように言う彼女。その言葉のもつ感情は、彼女の声を聴いた者ならば解る。
ケイタ「…お前も、現実世界に戻るのを躊躇う1人か」
ザザ「あれ、お前、って?」
ケイタ「…俺は戻りたい。戻って、罪を償いたい。…でも、あと1つ罪を重ねてから」
ロザリア「あの『黒の剣士』…キリトとやらを倒すんでしょ?」
ケイタ「ッツ!!」
唇を噛みしめる。その表情は、憎悪に一瞬で染まる。しかし、
ロザリア「けど、あなたのその感情は簡単に言えば『逆上』ね」
彼女の言葉で一気に変わる。図星か?そうだ。しかし、彼女の言葉は続く。よく回る口だ。
ロザリア「いえ、『嫉妬』ね。男のそれほど醜いものは――」
そんな彼女の口が止まる。それは口前にカタナの『正宗』が彼女の目の前に来たから
ケイタ「…その口の動きが滑らかにぬるぬる動くとは、流石SAOとナーヴギアだ。だが、俺はぬるぬる動くのが嫌いでな。…消そうか?」
ロザリア「やるかい?」
ここまでで解るが、彼等は1枚岩でない。しかも、『旧神羅』系とはかなり溝がある。ザザには頭の痛いネタだ。
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