過去ログ - 上条「ソードアート・オンラインか、やってみたいな」アルゴ「その5ナ」
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947:1ZIMA” ◆5OdiFuFGeA[sage saga]
2015/12/21(月) 00:05:56.19 ID:TgqyuJ770


腹部に違和感。仮にこの剣が鋼鉄の剣であるならば、冷たい感触に金属の異物感、そして激痛が全身を駆け巡るだろう。
だが、この剣はなんだ?

「くっ…」

インデックスがこれでもかと、剣を捻じ込んでくる。だが、違和感しかない。

《あえて言うなら、それが『幻想殺し』よ?『魔女』のお嬢さん》


脳内に声が響くのと同時に、自身を含めた周囲が静止してることに気が付く。
すぐに気が付く、この魔術は彼女のジャンル。だが、こうもたやすく。

《本来の『時間静止』はこんな感じに簡単にできるのよ〜。それは貴方が要領悪いだけよ〜》

まるで脳内を読まれてるかのような気分だ。現在、アメリカホワイトハウスにいるはずのローラ=スチュワートに。

《何しに来た英国正教最大教主》

《あなたの健闘を称えにね?そう、あなたたちはよくやったわ。この時代の発展に寄与したわ》

《ほう…》

《…そのリアクションだと、未来で言われてきたのね。貴方たちの存在はその時代時代での変革の境界線。だからこそ》

《世界の『麦踏』として…『起爆剤』として我らを排除する事はなかった》

《だけど目の前にいる彼女、そうあなたの祖先はどうなんでしょうね?貴方たちとは違うやり方で『科学と魔術』を合わせた》

そうだ、インデックスの持つ『白金の剣』それは科学の象徴である風斬氷華、異能を打ち消す上条当麻、そして魔術の象徴である彼女が合わさったものだ。
 ひょとしたら、彼女がアルティミシアの先祖だというのは間違いないかもしれない。


《さて…時間よ。最後に―――貴殿は過去へ行ける》

「フッ!?」


急に時が動き始めた。と同時に、腹部から圧迫感。何かが弾けるような。





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