過去ログ - 恭子「由子が記憶を失った!?」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/07(月) 18:13:56.22 ID:N70VGmeMO
目が覚めると朝になっていた。


昨日までの頭痛もすっかり無くなり、とても体が軽かった。


私はベッド脇の机に置いてあった朝食を食べ、カーテンを開けた。


雲ひとつない青空、窓を開けると心地よい風が部屋に入ってくる。


部屋にスーツ姿の一人の男性が入ってきた。


自らをお父さんと名乗り、目線を私に合わせると、今にも泣き出しそうな顔を見せた。


私が困った顔をすると、お父さんは私を優しく抱きしめた。


お父さんから伝わる体温、懐かしい匂い、何故か私も泣きそうになってしまった。


学校まで送ってあげよう、支度が出来たら下へ降りておいでとお父さんは言った。


私は高校の制服へ着替え、髪の毛をセットし、手短かに支度を終えた。


お父さんの車に乗り、私たちは病院を後にした。




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