22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/07(月) 19:56:19.44 ID:N70VGmeMO
家に帰ると、お母さんが昨夜の話をしてくれた。
恭子と洋榎が家に来て、私の記憶を元に戻す方法を教えてくれた、と。
そう話すお母さんは何処か嬉しそうで、私はその顔を見たらなんだか複雑な気持ちになった。
私は自分の部屋に行き、電気も点けずにベッドに倒れこんだ。
今の私は、由子であって由子じゃない。
みんなが待っているのは、記憶を失う前の由子だって分かってしまった。
目を閉じると、恭子の言葉が頭に浮かんできた。
麻雀部に私が来るのを待ってる、そう言ってたけど…
恭子が待っているのも、きっと今の私じゃなくて、前の由子なはず。
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