過去ログ - 男「このトッポは俺のだって言ったろ!」友「最後までチョコたっぷり」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 11:10:53.81 ID:W+sAtKxlO
「考えても見ろ。閉鎖された空間、何時助かるか分からない状況、限られた食料に飲水」

「側にはクラスメイトの死体──その状況下で、落ち着きを持つため書かれたものだろう」

「………」

「いや、考えても見ろといったが無理な話か。いやはや、年を喰って嫌になる」

「…信じられませんね、あの状況で平穏な暮らしを続けようとしていたと?」

「たいそれた話だよ。オレも信じきれてない、だがやり遂げたのが彼らなのだろう」

「わかりました、自分も手伝います」

「…ありがとな、ならまずはこっちから調べよう」


〜〜〜〜〜


男「……」

目覚めると、すんなり自分が助かったのだと理解できた。

駆けつけた家族、親戚、そして見知らぬ偉い人。

誰もが俺の目覚めに笑みを零した。

その中で一番見たかった笑顔は、見れないままに。


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