過去ログ - 芳乃「むー…そなたは天照様でしてー?」紗枝「うちですか?」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/07(月) 20:56:34.22 ID:ygs5BZ7j0


かるたも百人一首も好きで、和歌にはまったことがある。

その時、七夕の歌として、『天照』が入っている歌が一つ紹介されていたのを見つけた。

確か――


紗枝「天照らす 神の御代より 安の川 中に隔てて 向ひ立ち……」

文香「あ、短歌ですか……?」

紗枝「はい。もっと全部通すともっと長かったような気がするんどすけど、あかんね。思い出されへん……」


芳乃「天照らす 神の御代より 安の川 中に隔てて 向ひ立ち

   袖振り交し 息の緒に 嘆かす子ら 渡守 舟も設けず 橋だにも 渡してあらば

   その上ゆも い行き渡らし 携はり うながけり居て 思ほしき 事も語らひ

   慰むる 心はあらむを 何しかも 秋にしあらねば 言問の 乏しき子ら うつせみの 世の人我れも ここ失も

   あやに竒しみ 行き変る 毎年ごとに 天の原 振り放け見つつ 言ひ継ぎにすれ ―――― でしてー」


紗枝「そ、それです! あ、あはは……芳乃はんは何者なんでっしゃろか……」

文香「織姫の、哀しい心を想ったですね……」

紗枝「……そっか、それも哀しい歌やったんどすね」


気付かなかった。



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