過去ログ - 芳乃「むー…そなたは天照様でしてー?」紗枝「うちですか?」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/07(月) 21:00:43.27 ID:ygs5BZ7j0

芳乃「正しいことを求めるうちにー哀しいことが生まれますー。ですが、わたくしは、そなたとも手を取り合ってゆきたいのでしてー」

紗枝「芳乃はん……」

芳乃「アイドルは神様のようなものでヒトの身には辛いことも多かろうと存じますがー、わたくしはその道の先達でしてー、つまりは、そなたの助けになれるのでしてー……」

紗枝「……」

芳乃「ですから……元気を出して下さいますようー」


寄り添いながら、うちの手を握りながら、芳乃はんはそう言った。

暖かい。

一人じゃ、ない――


紗枝「――!」ガバッ

芳乃「ぅむっ」

紗枝「ありがとう、ございます……なんか、元気になったとはちゃうんやけど……前向こうって気にはなりましたわ」ギュゥゥ

芳乃「それはよろしいことでございましてー……むむむ……」

のあ「あらためてようこそ。この世界へ」


――胸に刺が刺さった。

この痛みは自分が人の願いを受け止めるアイドルということを、これからずっと思い出させてくれるだろう。

でも、それはアイドルを続ける理由であって、辞める理由じゃなかった。


涙は、あとはお空に泣いてもらって


紗枝(うちは……また)



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