過去ログ - 幼女「さーさーのーはーさーらさらー♪」
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1:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2014/07/07(月) 20:26:24.21 ID:R4YabZMDo




笹の葉 さらさら


軒端にゆれる


お星様 きらきら


金銀砂子





**********



「さーさーのーはーさーらさらー♪」


 楽しそうに歌う娘の声を聴き、今日は七夕であったと思い出す。

 帰宅したばかりの私には彼女が何故この童謡を歌っているのか知る術は無いが、その手にあるミニサイズの笹の枝を見れば、今日は幼稚園で七夕を題材にした行事でもあったのだろう。


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2:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[sage]
2014/07/07(月) 20:28:44.17 ID:R4YabZMDo


「さーさーのーはーさーらさらー♪」


以下略



3:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[sage]
2014/07/07(月) 20:30:10.60 ID:R4YabZMDo

 どこもかしこもが、やもすれば人死にすら出かねないこの自然災害に注目している。
私とて、七夕に天の川を見たことなど無い。やがて興味も失い、今日が七夕であったことすら忘れてしまう。
それでもこうして台風などに見向きもせず、ひたすらに七夕の歌を唄う娘を見ると、彼女にはいつか『天の川』を見せてあげたい、などと思う。

以下略



4:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[sage]
2014/07/07(月) 20:31:04.54 ID:R4YabZMDo


「パパ、おかえりなさい!ようちえんでかいたー!」


以下略



5:おじさん ◆nlCx7YJs2Q[sage]
2014/07/07(月) 20:32:52.22 ID:R4YabZMDo

 短冊に何が書かれていても、彼女の成長が見れるであろうことに私は喜びを得られるであろう、しかし、いやらしい話かも知れないが、
『こういうことを書いてくれないか』、平たく言えば『この父の健康など願ってくれぬものか』そんな浅ましい望みが私にもあった。

 しかし、彼女が短冊に書いていた『願い』は思いもよらぬものだった。
以下略



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