16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/08(火) 21:25:46.46 ID:3ltPYe/70
希「・・・多分…練習に集中しとんやろぉなぁ!感心感心!」
希「ウチも早く仕事終わらせんと皆に置いて___」
ウオオオオオオオッッ!!!
希「!?な、なに…さっきよりも…」
きぁああっ!!
希「こ、この声…にこっち!?」ダッ
聞き慣れた友の悲鳴…しかし今の悲鳴は何時ものそれとはかけ離れた声だった。
そしてそのにこの悲鳴に続けとばかりに校舎内に響き渡る別々の声。
希「みんなぁ!!」
恐怖が纏わりつく身体を必死に動かし毎日足を踏み入れる屋上に向かって全力で駆ける。
希「はあっはあっ…!みん…な…」
息を切らしながらも屋上までの最後の階段を登りきった。
「希ちゃん!ダメ!!」
声が聴こえる……これも恐怖が生み出したモノなのか?そんな疑問を脳髄の隅に隠すように仕舞い込む
このドアを開けるだけで皆に会える…そう願い震える手をドアノブに掛けた瞬間、何者かに身体を止められる。
希「………え…」
急に静止した身体を…急に纏わりついてきた手の様な感触を不思議に思い、身体を止めてきた細い腕の主達を探す。
そんな希の視界に入ったのは5人の見慣れた友達が涙を流しながら首を横に振っている姿だった。
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