過去ログ - 【ストライクウィッチーズ】七夏「私は……自由に大空を駆けたいっ!」【オリジナル】
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3: ◆EFoKLFORX2[saga]
2014/07/08(火) 19:06:59.53 ID:q7mje9GpO
 一九四七年夏――長きに渡る、欧州でのネウロイとの先頭は、人類側の勝利という結末で幕を閉じた。
 欧州戦線で、奮闘し欧州を奪還した後、連合軍統合戦闘航空団は解散されれる。欧州は平和を取り戻したものの
欧州以外、つまりアフリカや東南アジアなどの一部地域では、偶発的、局地的にネウロイとの熾烈な戦闘が行われていた。

 それも、数十年の時を経て、アグリか戦線、東南アジア戦線などでも、ウィッチたちの奮闘により、人類側が勝利を収める。
 そして――二〇一五年春、数十年間の長きにわたる、平和を享受していた人類だったが……滅ぼしたと思われていたネウロイに
よって、人類は新たな局面へと突入するのだった――。

「宮藤っ! もっと、速く走れ!」
 ここは九州地方福岡県、不足皇国空軍・第8航空団司令部・築条基地。眼前には、瀬戸内海があり、自然環境も豊富と居心地のよい場所――だった。
 そう、新任の教官が来るまでは――。
「そのペースだと、日が暮れるぞっ! 気合い入れて走れ!」
(はあ、はあ、そ、そんなこといわれなくても……)
「宮藤、集団から離れてるぞっ! 気合い入れろ!」
 彼女の名前は坂本遙花、階級は大尉だ。宮藤七夏とは同部隊で第305空戦隊の指揮官で、つまり七夏の上管ということになる。
「遅いっ! お前たち、連帯責任だ。もう十周走れ!」
 七夏のせいで、連帯責任として一五〇〇メートルのグラウンドを、十周されられることとなった。

「よしっ! 今日はこれで終了だ。戻って、夕食を食え」
「はあ、はあ……み、みんなごめんね。私のせいで――」
「はあ、ふぅ、だ、大丈夫だよ。ほら、いこっ!」
 そういって、私に手を差し伸べてくれる優しい仲間は――逢田三佳、この第305空戦隊に配属されて以来、七夏とは非常に仲のよい友人だ。

 第305空戦隊の隊員たちは基地内宿舎に戻り、夕食をとえりはじめる。すると……突然、坂本大尉から声をかけられる。
「宮藤、逢田、夕食を済ませ次第、私の部屋にこい」
「了解っ!」
 七夏と三佳は声を大きく張り上げて、返事を行う。
「――ね、ねぇ、三佳ちゃん? 坂本大尉……なんの用だろ?」
「七夏ちゃnだけなら、なんとなく予想もつくけど……」
「あは、確かにね〜。私だけなら、怒鳴られに行くようなもんだもんね〜」


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