過去ログ - P「最近貴音がよそよそしい…」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:21:22.03 ID:Fl7+HnOB0
「ありがとうございます」

ラーメンから立ち上る湯気で貴音の表情はよく見えなかった。

貴音は一足早く帰宅し、俺は店内のテレビをぼんやりと見ていた。
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:22:28.77 ID:Fl7+HnOB0
ライブの資料じゃないか。あいつ忘れていったのか。どうする…

出て行って一時間はたっている。取りに戻ってくるのを待つか?

いや俺が届けたほうが時間的には早いだろう。会計をすませ店を出ると
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:23:06.50 ID:Fl7+HnOB0
近くまできてから本人に連絡をしていないことを思い出す。家をでていなければいいが。

『もしもし?』

「おお貴音か?」
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25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:23:33.77 ID:Fl7+HnOB0
おい、貴音?」

『申し訳ございません。明日事務所に持ってきてくれませんか?』

「いいのか? ライブ近いのに」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:24:20.00 ID:Fl7+HnOB0
次の日、デスクワークをこなしているとあっという間に昼飯時となり、

律子や音無さん、一部のアイドル達は昼食へと出かけて行った。

「プロデューサー」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:24:49.37 ID:Fl7+HnOB0
ふいに響の表情が暗くなった。どうやらこれからが本題らしい。

「どうした?」

「貴音のことなんだ」そう聞いて体が反射的に身構える。
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:25:26.82 ID:Fl7+HnOB0
自分のこと避けてるっていうかさ。 なんかしたのかな…」

俯く響に俺は慌てて声をかけた。

「まあライブが近いせいでピリピリしてるんだろ」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:26:24.42 ID:Fl7+HnOB0
「では行ってまいります」

胸にわだかりを抱いたままライブの日がやってきた。

「夕方には帰ってくるからな」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:27:05.61 ID:Fl7+HnOB0
もうすぐライブが終わる、ということでホッとしているのだろう。

「貴音、あんなに一人で頑張ってたもんな。きっとうまくいくさ」

「そうなると良いですね」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:28:26.70 ID:Fl7+HnOB0
男は控え室へと案内すると、しっかりね、と俺に一言掛け去っていった。

「控え室に一人でいるのは初めて故、真、新鮮です」

「そうなのか」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/09(水) 11:28:54.45 ID:Fl7+HnOB0
ステージ上では演技から喋りまで一人でこなさなければならないのだ。

もちろん司会者はいるが、全てを任せられるわけではない。

あの朝戸レイでさえもこれはなかなか慣れない、とインタビューで答えていた覚えがある。
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