13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:48:58.32 ID:ssbVzcv/0
真姫「何よ?今忙しいから手短にお願いね」
....?今日はやけにしおらしく感じる。変なものでも食べたのだろうか、頬もかすかに赤い。これは風邪かもしれないなと思いつつ、発言を促した。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:49:36.62 ID:ssbVzcv/0
本当に驚いた...ひょっとすると思っていることが口に出ていたのかと疑ったほどに。しかし、別にそういう訳ではないらしい。
いつもより真剣な表情のにこちゃんに思わず私の手にも力が入る。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:50:31.12 ID:ssbVzcv/0
にこ「うっ、私は....あるわよ。今もしてるわ」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:51:26.01 ID:ssbVzcv/0
にこ「ま、真姫ちゃんはどうなのよ!」
ああ、困った。今、表情には出ていないだろうか?出来るだけ感情を殺しながら私は応える。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:52:19.94 ID:ssbVzcv/0
真姫「わ、私も恋の一つや二つしたことあるわよ!なんなら彼氏だっているわ!」
にこ「!?そ、そうだったんだ....わ、私も実は彼氏いるのよ!言ってなかったけど!」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:53:21.60 ID:ssbVzcv/0
にこ「んなっ...面白いわね!いいわよ!明日の9時に◯△遊園地の前で集合よ!」
ああ、こんな拷問が他にあるだろうか?好きな人が目の前で知らない男と幸せそうにしているのを見なければならないなんて...でも自らが蒔いた種なのでこれは仕方ないのだろう。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:54:17.10 ID:ssbVzcv/0
真姫「もしもし、海未?こんばんは....夜遅くに悪いんだけどちょっといいかしら?」
海未『こんな夜分に真姫が電話を掛けてくるなんて珍しいですね...今は特に用はないので別にかまいませんよ。」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/10(木) 00:55:04.49 ID:48f66kbX0
端的すぎて誤解をまねくだろwwwwww
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:55:26.05 ID:ssbVzcv/0
翌朝、海未と共に約束の場所へと向かっていた。私の睨んだ通り海未は本人に男なんじゃないかと思う程男装が型にはまっていた。美少年とでも言うのだろうか?まあ、本人に言ったら怒るだろうが。
海未「しかし、真姫...本当によかったのですか?」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:56:32.75 ID:ssbVzcv/0
海未「いえ、そちらではなく...にことの件ですよ。耐えられるのですか?」
ひどいことを聞くものだ。そんなの無理に決まっている。だがここまで来てやっぱり帰るなど言えるはずもない。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/10(木) 00:57:28.32 ID:ssbVzcv/0
にこ「ああ!やっと来た!遅いわよ、真姫!」
そう大声で叫ぶ彼女の横には、認めたくはないが世に言うイケメンとやらが立っていた。
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