過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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140: ◆drmLS4k6lo[saga]
2014/07/19(土) 02:06:04.91 ID:cF7Qqxpq0

佐天「ほいじゃ、まずはここです」

DIO「……ずいぶんと豪勢な学校のようだが」

佐天「ふっふっふ。DIOさん聞いて驚くなかれ。この建物こそが! この学園都市の中でも五本に入る名門校かつ、世界でも有数のお嬢様校!
   聞いて驚くなかれ、これこそが『常盤台中学』なのです!!」


DIO「……ほお」

佐天「ありゃ、なんだか反応が薄い……。すごいんですよー、ここ。最低でもレベル3以上が入学条件で、知能、能力、権威、富。
   まさに勝ち組のみが門をくぐることを許される神聖なところなんですから(って初春が言ってたのを丸々パクって言っただけ)」

DIO「……勝ち組、か。さぞかしこの中には、自身の力にかまけてふんぞり返る傲慢チキがわんさかいるのだろうな」

佐天「そんなことありませんよ! 良識ある人たちだってたくさんいますから!
   私の友達にも常盤台の人がいますけど、すんごく頼れて優しい人なんですよ」

DIO「どうかな。君と自身の差が絶対的に開いているから、君を警戒する競争相手ではないと判断して気楽になっているだけかもしれないぞ」

佐天「DIOさん! あまり私の友達の悪口言うの、やめてください! 嘘だと思うのなら、今度会わせてあげますよ!」

DIO「……好きにするといい。だがやはり、金持ちは好かん……佐天、次を見てみたい」

佐天「DIOさん、昔は貧乏だったのかな……あ、じゃあ次はあそこに行きましょう」



DIO「……ここは、セブンスミストだったか」

佐天「はい。でも、前は外観だけで中はちゃんと案内できなかったですよね。だから、今日は中に突入しちゃいましょうということです!」

DIO「……私は構わない」

佐天「よし! それじゃあ早速……」


ドン


佐天「うわっ!?」

「あ! 超ごめんなさい、でも今急いでるんで! あー、早くしないと映画の上映時間に超間に合わないーー!!」ピュー

佐天「いたた……急にぶつかってくるなんて危ないなー。身長からして小学生ぐらいかしら?」

DIO「大丈夫か?」

佐天「ええ、なんとか。うまい具合に壁があったので、倒れこまずに済みましたよ」

DIO「……わざわざ倒れるのを抑えてやったというのに、壁と呼ぶのはいささかいただけないな、佐天」

佐天「え?」クルッ


佐天「これ……DIOさんの、体?」

佐天「……わ、わ! あ、あの、すすっすっすみません!! DIOさんとは分からずに寄っかかっちゃって……」

DIO「そこまで飛び退くように離れなくても、これぐらいで癇癪を起すほど私は小さくはないさ。
  それよりも、早く中を案内してくれると嬉しいのだが」

佐天「は、はい!」

佐天(もぉー……なんか緊張というか、ドキドキして上手くコミュニケーションが取りづらいよ)



佐天(……DIOさんの身体、すごく逞しかったな)



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