過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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◆drmLS4k6lo
[saga]
2014/07/20(日) 02:07:53.85 ID:gQKv98nw0
佐天「……分かりました、了解、イエッサー! え? 言ってみたかっただけですよ。それじゃ、今からそっちに向かいますねー!」ピッ
DIO「驚いた。そのケータイというもの、それほどのコンパクトさでありながら電話と同じ機能を備えているとは。
つくづく便利になったものだな」
佐天「えー? このご時世、このガラパゴスケータイなんて学園都市の外でさえ遅れ気味ですよ。皮肉はやめてくださいよー、DIOさん」
DIO「!? ば、バカな……!?」
佐天「そんなことより、朗報です! なんと、さっき案内した常盤台の友達がご飯を奢ってくれるそうですよ! もちろんDIOさんの分まで」
DIO「! 常盤台か……」
佐天「あ、不満そうな顔してますね。いいから会ってみてくださいよ! 絶対DIOさんのイメージが払拭されますから! 色んな意味で」ボソッ
DIO「……わかったよ。それで、場所は?」
佐天「ファミリーレストラン、ジョナ……じゃなかった。ジョセフってところです。さ、行きましょ行きましょ!」
DIO「ジョセフ……か。なんだかムカっ腹の立つ名前だな」
佐天「白井さーん! 初春――!」
初春「佐天さん! 朝はすみません。急な会議で私も慌てていて……」
佐天「仕方ないよ、風紀委員なんだしね。あ、白井さん。この人がさっき電話で伝えたDIOさん!」
DIO「初春、だったね。あの時は世話になった」
初春「いえいえ。佐天さん、迷惑かけたりしませんでしたか?」
DIO「心配することはない。逆に、彼女には色々面倒をもてもらっていた方だ。そして……」
黒子「あなたが、佐天さんと初春さんがおっしゃっていたDIOさんですわね?」
DIO「……そうだ」
DIO(こいつが常盤台中学の、お嬢様とかいうブランドもののガキか。なるほど、確かに作法や口調は叩き込まれているように見える。
そのお飾り具合が、余計に浮いてるものだが。しかし、はて。このガキどこかで見たな……)
黒子「……一言おっしゃるなりわたくしの顔をじっと見つめていますが、わたくしの顔に何かついてますの?」
DIO「……いや、君をどこかで見たような気がしてね」
佐天「あ、もしかしてあの時じゃないですか? ほら、七日前に発火能力と部分硬化の能力者が問題起こした時の……」
DIO「…………なに?」
『ここで暴れていると通報を受けてきましたの。よくもまあ、白昼堂々とみっともない喧嘩ができるものですのね』
DIO「……そうか。あの時の瞬間移動の使い手か」
黒子「あら、貴方もあの時いらしていたのですか? もう一週間も前になりますけど、よく覚えていてくださりましたわ。
申し遅れましたわ、わたくし、白井黒子と申します。以後お見知りおきを。
ちなみに、細かいこと言うようですが、わたくしの能力は瞬間移動ではなく『空間移動』。まあヒラメとカレイぐらいの違いですが」
DIO「『空間移動(テレポート)』、か。訂正感謝願いたいが、超能力というのに私は疎くてね。
私からしたら、どっちが右向きでどっちが左向きかも分からない」
黒子「あら、そうでしたわね。まあ深く考えなくても問題ないですわよ?」
DIO「……そうさせてもらう」
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