過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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34: ◆drmLS4k6lo[saga]
2014/07/12(土) 01:15:27.77 ID:7543uUTN0

「ふう。ざっとこんなところですわね。初春、片付けましたわ。回収班への連絡を……」

DIO(推測するに、あれがこの都市での警察的役割を担う職なのだろう。能力の強弱故に、子供でもそんな職に就ける……ばかげたものだ)

DIO「風紀委員……。まあ、問題さえ起こさなければ危険視する相手でもなかろう。私の目的は、あんなマヌケな捕まり方をすることではないからな」

「うひょー。流石は白井さん。大の男二人をあっという間にやっつけちゃった」

DIO「…………」チラッ

佐天「ま、私の通報のおかげでもあるかな? うんうん。これを口実にして、あとで初春にクレープ奢ってもらおっと」

DIO(シライ……さっきの少女のことか。それにウイハルという名前は、あの少女も口にしていたな)

DIO「……知り合いか?」

佐天「え?(うわ、でかっ!? 2Mぐらいある!?)」

DIO「……人が話しかけたのだ。それに対する応答は、呆然とした顔を見せることではないだろう」

佐天「え? え、あ、はい。あの人、白井さんは私の友達です。それが、なにか?」

DIO「いや、深い意味はない。ただ、能力というものは、私が想像していたものよりも遥かに強烈だった」

DIO「そんな超能力の使い手に知った風な口を聞くから、君も能力者なのかと思ってね」

佐天「あー……恥ずかしい話、私は無能力者なんです。レベル0、六段階ある能力のランクの一番下なんです」

DIO「……無礼なことを尋ねた。すまない」

佐天「いやいや、大丈夫ですよ! ところで貴方は、もしかして最近学園都市に来たばかりですか?」

DIO「そんなところだ。能力を見るのも、これが初めてだ」

佐天「じゃあ、美味しい食べ物屋さんとか色々紹介しましょうか? ちょうど、今から友達の所に行って適当にぶらぶらしようと思ってたんですよ!」

DIO「私は構わないが、その友達はどうだろうか。君が見ず知らずの男を連れて来たら、ややこしいことになりそうだが」

佐天「大丈夫ですって。あの娘ならわかってくれますから!」

DIO(気まぐれで話しかけたら、まさかこう転がるとは……。面倒くさいが、断るメリットも少ない。ふむ……)




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