過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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491: ◆drmLS4k6lo[saga]
2014/12/08(月) 02:11:55.49 ID:oH/NJRwI0


「ぐー」


浜面「くそう、まさか近くのおばさんに席を譲ってもらうことになるとは……。優しさと申し訳なさが身に染みる」

DIO「……、」

浜面「知らん顔して座ってるけどな、お前が原因なんだぞ? ほんと器の小さい奴だぜ」

DIO「私は一度を決めたことは絶対に曲げん主義でね」

浜面「いい性格だな羨ましいぜっ。とにかく、隣だからってこっちにちょっかい出してくんじゃねえぞ」

DIO「最初から気に掛けてもいなかったがな」

浜面「こ、この野郎ぉ……」ワナワナ


“本日は皆様、お集まりいただき誠にありがとうございます”


DIO「ム、始まったか」

浜面「おい滝壺、始まるから起きろ―。お前が見てみたいって言い出したんだろ?」

「ぐー」

浜面「あ、だめだこりゃ」



「えー、皆様。本日はお集まりいただいて、本当にありがとうございます。それでは早速、本日お越しくださった方に出てきてもらいましょう。月詠小萌さんです!」

月詠「はいはーい! 今日は皆さんよろしくでーす!」トテトテ


ザワ…ザワ…

ダレダ……コドモ?……ムスメサン?……ハァハァ……


浜面「おいおい、子供が出てきたぞ。学者さんのお子さんか?」

DIO「齢十にも満たないガキが学者のフリとは、随分と自由な世の中になったものだな。くだらん、帰るか……」

小萌「ちょ、ちょっとみなさん!? なんでびしっと登場しただけでそこまでざわつくのですか!? 学者は私です! こう見えても大人なんですから!」

浜面「おーおー。ただの付き添いだと思ってひと眠りかけようと思ってたけど、こいつは少し面白くなりそうだな。って、おいアンタ。席立ってどうしたよ」

DIO「子供の戯言には付き合ってられんのでな。大方どこかのボンボンが、自分のガキの我がままを金で無理やり叶えさせたとかだろう」


小萌「むー。埒があきませんね。せっかく上条ちゃんの補習を切り上げてこちらに出向いたというのに。いいです、勝手にはじめちゃいますからねー!」

司会「ちょ、ちょっと月詠先生!? 最初は掴みのトークでお客さんの気を引き込むって手筈では……」

小萌「嫌な意味で気を引いたから十分です! 失礼しちゃうなー、全く。それと、あの人まだお見えにならないのですか?」ヒソヒソ

司会「それがまだ……連絡も来てません。どうか、到着まで先生一人で何とか持たせてください」ヒソヒソ

小萌「あっちの分野はあまり専門ではないのですが……仕方ありませんね。事前に打ち合わせしていたところをアレンジしてみます」


浜面「ほら、どうやら始まるみたいだぞ。そう言わずに耳を傾けてみたらどうだ?」

DIO「……フン」ドカッ




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