過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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932: ◆drmLS4k6lo[saga]
2015/07/06(月) 02:11:39.12 ID://9XMKvm0

DIO「……、」ジロ

ステイル「フフ……ッ」

DIO「貴様は今、見えない何かで首を縛られて満足に口も動かすことができない状況だ。なのになぜそのような笑みをこぼす? 脳みそがクソでもできているのか?」

ステイル「ググ……気…を……」

DIO「……?」

ステイル「気を……とられていた……のは……どっちかな…?」

DIO「……!!」

DIO「こ、これは……ッ」


ビッシイイイイィィィィィ


DIO「足元に、大量の魔法札だと!? 壁にまでびっしりと、あの五芒星の札がこの場を覆い尽くしている!」

ステイル「炎の弾を撃ちだすとき……いっしょに『飛ばしていた』のさ……。炎の、影に隠れるように……」

ステイル「おかげで……場はつくれたよ……。念のために整えていて、よかった……」

DIO「コ、コイツ……。オレへの攻撃は全て、今この瞬間を狙うための布石だったというのか!?」

DIO「だとしたらこの場は、とんでもなくまずい!!」


DIO(だが、待て。これが全てさっきのような起爆札だとしたら、オレとこの神父が密接しているこの距離で起爆を行うのはかなりのリスクがある)

DIO(……ブラフか。なるほど、一瞬でもオレがビビってたじろいだ隙に、また別の一手を仕掛ける腹だったのだろう。だが、その当ては外れた。おしまいだよ)


ステイル「君ごときにこれを使うつもりはなかったが……もしもの時に、ルーンで陣を形成しておいた」

ステイル「これに殺されることに……誇りをもって、死んでいけ」

DIO「……おかしい。この男の首を絞めているはずなのに、なぜこいつはこうも喋り続けることができる?」

DIO「なぜ、その言葉がどんどん流暢になっていくッ!」

DIO(幽念動の拘束が甘いのか!? しかし、なぜ今更……ッ)


ステイル「世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ」


ステイル「それは生命を育む恵みの光にして、邪悪を罰する裁きの光なり」

DIO「ヌッ!」


ステイル「それは穏やかな幸福を満たすと同時、冷たき闇を滅する凍える不幸なり」


ステイル「その名は炎、その役は剣 顕現せよ、我が身を喰らいて力と為せ」


DIO「こいつ! 殴り飛ばしてくれる!」ブオオオ


ステイル「――――魔女狩りの王(イノケンティウス)!!」




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