過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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954: ◆drmLS4k6lo[saga]
2015/08/11(火) 00:34:41.22 ID:PJYiaVJ60

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』

ステイル「魔女狩りの王は近い。あの角を曲がればそこにいる。それはつまり、あの妙な金髪の男もいるということだ」

ステイル「……何を焦っている。焦る必要などない。魔女狩りの王から逃れたものなど……いるにはいるが、ほぼすべてを屠ってきた」ツカツカ

ステイル「……、」ツカツカ

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』

ステイル「……ッ」

ステイル「魔女狩りの王! あの男は仕留めたのか!」ダッ



『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』

DIO「……、」

ステイル「……あの男」

ステイル(本来の使い方ではないとはいえ、魔女狩りの王相手にここまで耐えきったこと、素直に賞賛すべきだろう)

ステイル(だが、わざわざ足を運ぶまででもなかったな。まさに今、あの男はその身を業火に焼かれようとする瞬間だったか)

ステイル(両者の距離はおおよそ四メートル。その程度の距離を魔女狩りの王が逃すはずがない)


ステイル「よくもまあ、今の今まで生き残ってこれたね」

DIO「! 貴様は……」

ステイル「正直、こうやってまた会話できるとは感激だよ。もう会えないと思っていたし、感動の再会といったところか」

DIO「……フン」

ステイル「だがまあ、あってすぐお別れというのも失礼だが、そろそろ君には退場してもらわないとね。君にかける時間はもうこれ以上ない。僕たちも忙しいんだ、うん」

DIO「つまり、私の背後にいるこれで手を下すという事か。流石にこの火力で全身を焼かれてしまったら私でも致命傷だろう。止めたほうがいいぞ?」

ステイル「……この期に及んで命乞いかな?」

DIO「……、」

ステイル「どうあれ、君にかける時間も慈悲もない。己がはさんだ余計な口を恨みながら死んでゆけ。その魂が神へ召されるくらいは、神父として看取ってやろう」

ステイル「――――やれ、魔女狩りの王」


『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』



ステイル「――――どうした、魔女狩りの王。なぜ動かない」

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』

ステイル「……ッ」

『オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”オ”』


ステイル「−−−−魔女狩りの王!!」


DIO「……ククク」

ステイル「ハッ!」


DIO「クックックックック」


ステイル「まさか……お前、いったい何を……ッ」




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