過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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981: ◆drmLS4k6lo[saga]
2015/09/28(月) 02:27:38.15 ID:xBTV9UPs0
シェリー「それで、ステイルの奴どうしたの? 向こうで煙草咥えたままカリカリしてるけど。まさか、この金髪半裸マッチョに負けたのか?」


マケテナドイナイッ!!


シェリー「おー、おっかないねえ」

DIO「フン。勝ってもいないがな」

シェリー「そうですか。そんで、禁書目録。うろちょろと出歩いていたからには、コレに関する手がかりでも見つけたんじゃないのか?」チラッ

インデックス「そういうわけじゃあないんだけど……」

DIO「――――ッ!!」


―ザザ――ザ――――ザザザ―――ザ――ザザ――ザ―――ザ―――


DIO(何だ、今のイメージは? あの金髪女が懐にちらつかせたアレ。あれを垣間見ただけだというのに、鼓動が急に激しく……ッ)


シェリー「なんだ違うのね。だったら、目を離したすきに忽然と消えるのやめてくれよ。探知すんの面倒だしさ」

インデックス「いや、どこかで魔術が発動していたような気配を感じて現場に向かってみたんだけど……。今思うと気のせいだったのかも」

シェリー「ふうん。念のため注意しておきましょう。コイツみたいなのが他にもいるかも……ってどうしたよマッチョさん」


DIO「……なあ、シェリー嬢」

シェリー「シェリーでいいわよ。気持ち悪いから」

DIO「ではシェリー。今しがた懐から見せた物。それをよく見せてくれないか? 気になるのだ」

シェリー「あー、これね。へえ、良い目してるな。これに目つけるなんてな」

DIO「世辞はいい。早く見せてくれ」


シェリー「ダメだ」

DIO「なんだと?」

シェリー「これは非常に危険で未知の物。魔術のマの一画目も知らないてめえには、はいどうぞと気安く見せられるものじゃねえんだな」

DIO「その私よりも遥かに魔術に長ける君ですら、それを未知と呼ぶほどにか」

インデックス「そうだよ。だから、今目にしたものは忘れてほしいんだよ。とても危険で嫌な感じのする魔術具なんだよ」

DIO「とても危険で、嫌な感じか……」シュル


ズルルゥゥゥ


シェリー「――――なっ」

DIO「ならば、もっと丁重に保管しておくものだな。胸の隙間に隠しておくよりかは、もっと厳重に隠す方法もあるだろうに」シュルルルルル

シェリー「てめえ! 今、何をしやがった!」

インデックス「い、今のは……魔術じゃない!?」

DIO「幽念動だ。さて、もっと観察させてもらおうではな……」


DIO「――――――!!」


DIO「ガッ…………!!」ドシャアッ

シェリー「どうしたマッチョ! ちい、やっぱり何か発動しやがったか!?」

インデックス「いや、魔力は感知できないんだよ。だけど、一応手当と探知魔術で、DIOとこれに異常がないか調べてほしいんだよ!」

インデックス「……、」ヒョイ


インデックス(でも、なぜDIOはこれを……)


インデックス(――――この、奇怪で不気味な『石仮面』を見た瞬間、頭を抱えて倒れ込んでしまったの?)



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