過去ログ - 琴石なる17歳「先生が島に帰って来ました」【ばらかもん】
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31: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:12:09.56 ID:jHnrlzaQ0




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32: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:12:51.05 ID:jHnrlzaQ0

陽菜「それなら美和ネェだって同じでしょ?」

美和「……私ははなから諦めてたよ、あの子のほうが気持ちは断然上だと思ったしね。けど、ひな、あんたは――」

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33: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:14:51.77 ID:jHnrlzaQ0

美和「……ひな、ほら、手え貸しな、こっちこい」

陽菜「でも、でも何でだろうなぁ、二人のこと、凄く好きで、嬉しいのに、何故か涙が出てくるの……! やっぱり、私、泣き虫だよ……」

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34: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:15:40.37 ID:jHnrlzaQ0




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35: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:16:33.22 ID:jHnrlzaQ0

半田「……ごめんな」

なる「え?」

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36: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:17:18.83 ID:jHnrlzaQ0

半田「お前が教えてくれたんだ。忘れたのか? 登ってみないと分からない。見ようとしなければ見えないってな」

なる「!」

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37: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:17:52.47 ID:jHnrlzaQ0



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38: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:18:27.87 ID:jHnrlzaQ0

 その時、ぱあっと視界の横が眩しくなった。雲の切れ間から、夕日が完全に姿を見せたのだと分かった。真っ赤な夕日が、空を、雲を、海を、わたしと先生を赤く染めて行く。

半田「……初めて俺がここに来た日も、こんな夕日を見たな。覚えてるか?」

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39: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:19:09.80 ID:jHnrlzaQ0

昔から変わらない、にかっとした笑顔で、得意げにグッドサインを出すじいちゃんの姿が目に浮かんだ。もしここにじいちゃんが居たら、きっと笑ってこう言うだろう。

『ほれ、じいちゃんの言う通りやったろ? なる」

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40: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:20:18.78 ID:jHnrlzaQ0

 ぽろりと、枯れたと思った涙がまた滲んで来た。

 ああ、先生、ほんと、バカだね。

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41: ◆Sw0r5AFPRM[saga]
2014/07/10(木) 19:20:55.08 ID:jHnrlzaQ0

なる「……ははっ、やっぱり、先生何も分かっちょらんね」

半田「え!? 俺今結構いいこと言ったよな? 大人として、若者を進ませる言葉だと思ったんだけど! 何でお前笑ってんの!? 俺なんか変なこと言った?」

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