4: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/07/10(木) 22:06:25.35 ID:Mmw/hWqR0
そのとき、ギィ、と扉の開く音がした。
海未「真姫…居ますか?」
聞きなれた声が私を呼んだ。
真姫「うぇえ!?や、やばっ!」バタバタ
急いで吸いさしの煙草を消し、灰皿に放り込み、煙草一式をカバンの中に隠した。
海未「ここにいたんですか、探したんですよ?」
夕日は沈み、闇が降り始めた屋上で、海未はこちらへと向かってくる。
真姫「海未、帰ったんじゃなかったの?先に帰っていいって言ったのに」アセアセ
海未「真姫がいないと帰るのもさみしいじゃないですか」
海未「屋上で何か用事でもあったのですか?」
心配そうに私の顔を覗き込む。
真姫「べ、別に何もないわよ」
海未「…ん?何か臭いますね」クンクン
真姫「うぇええ!?そ、そうかしら」メソラシ
海未「…じー」ジトー
海未「真姫、何か隠し事してますね」
真姫「な、何のことかしら」カミノケクルクル
こういうときだけ海未は鋭い。
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