過去ログ - 霞「小蒔ちゃんに邪神を降ろしてみましょう」
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1: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 13:14:50.47 ID:6vY/R5Bio
   狩宿巴の記録より



 永水女子麻雀部は、私を残すのみとなってしまいました。

 その私に残された時間も、もう僅かもないでしょう。

 しかしその残された時間で手を小招いているわけにはいかない。

 次の犠牲者を出さないためにも可能な限り情報を残して逝くべきだと考えました。

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2: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 13:15:42.65 ID:6vY/R5Bio
 まず断っておきたいのは、私は決して狂ってなどいないと言うことです。

 それに、これを読んでいるあなたが私のことを狂人だと決めつけても、事実が揺らぐことはありません。

 むしろ狂ってしまえばどれほど楽であったか。
以下略



3: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 13:17:48.03 ID:6vY/R5Bio
 「小蒔ちゃんに邪神を降ろしてみましょう」霞さんのこの言葉がすべての始まりでした。

 「邪神ですか?」私は尋ねました。

 「ええ。正直相手を格下に見てしまっていたと団体戦で感じたの。ですから個人戦では最初から本気のほうがいいと思って」
以下略



4: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 13:18:37.91 ID:6vY/R5Bio
 霞さんとハッちゃんは二人で盛り上がっていましたが、私は“C”という神様を知りません。

 「あまり深く知らないほうがいいわ。ただこれだけは言える。小蒔ちゃんは今までにないほど強くなるわ」霞さんは詳しいことは教えてくれませんでした。

 「それで、その“C”を姫様に降ろすにはどうすればいいんですか?」
以下略



5: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 13:19:23.99 ID:6vY/R5Bio
 「そうそう。今のうちに、みんなにこれを渡しておくわね」霞さんは薄緑に輝く星形の石を人数分取り出すと、全員に配りました。

 「うわあ、なんですかこのヒトデみたいなの! 気持ち悪い!」ハッちゃんがわめきたてました。

 「これは?」私は尋ねました。なんだか今日は尋ねてばかりな気がします。
以下略



6: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 13:21:29.80 ID:6vY/R5Bio
ふと思いついて息抜きに書いたものです。
いあいあ


7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/11(金) 14:12:06.34 ID:nE3PtL3IO
Cの巫女とかSAN値直葬だな


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/11(金) 15:00:31.80 ID:sCOO+MCMo
よくわからんけど姫様にエロいことされながら精神汚染されるなら大歓迎です


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/11(金) 15:47:52.29 ID:Tj4+GDViO
エロはいらないので
思い切り猟奇的なのが読みたい


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/11(金) 17:43:35.80 ID:iad6YPzho
待ってる


11: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:13:27.83 ID:6vY/R5Bio
エロと猟奇ですかー
短編を投下していこうと思ってるので、そのうち書くかも


12: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:14:02.13 ID:6vY/R5Bio
 翌日、姫様の試合が始まる少し前に、降霊――この場合は降神と言うべきか――の儀式をしました。

 儀式に用いた呪文は、唱えるだけで精神を持っていかれそうでした。

 その呪文を記すこともできなくはありませんが、日本語ではないため表現し難く、なにより世に広まらないほうが良いと考え記述は控えます。
以下略



13: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:16:00.42 ID:6vY/R5Bio
 試合に関しては姫様が勝利しましたが、その理由は姫様が強くなったからなどとは無縁のものでした。

 なんと試合開始から十分と経たないうちに、対戦相手全員が意識を失ったのです!

 ハッちゃんのことといい、“C”が原因であることは想像に難くない。姫様が戻り次第すぐに〈祓い〉の作業に取りかかりました。
以下略



14: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:16:48.56 ID:6vY/R5Bio
 “C”の〈祓い〉は失敗に終わり、姫様に変化はありません。私は今にも泣き出しそうです。

 「私に移しましょう」霞さんが言いました。

 「移す?」
以下略



15: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:19:01.12 ID:6vY/R5Bio
 それから一週間経った今も、霞さんの行方は知れず、姫様の意識もまだ戻りません。

 私はと言えば、日々精神を削られています。外出すると何者かにつけられている気がするのです。もう三日前から一歩も外に出ていません。

 嗚咽の日々に疲れ、己の死期を悟ると、今回の出来事を記録しようと思い立ちました。
以下略



16: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:22:13.30 ID:6vY/R5Bio
 さて、そろそろお別れの時間が迫っているようです。霞さんから預かった最後の五芒星石にひびが入りました。

 私はどうなってしまうのでしょう。怖いですが、皆と同じところへ行けると思うと少しは安心し――

 いや、そんな、なんだあれは! 知らない! あんなものは知らない!
以下略



17: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:23:23.94 ID:6vY/R5Bio
 「さすが巴ちゃん。予想以上に強い精神でした。我が〈友人〉ながらあっぱれですよー。

 さあ、これで“奴ら”の石はすべて消滅しました。後は好きにやらせてもらいましょう。

 姫様、もし目覚めることがあれば、二度と再び千なる異形の私に出会わぬことを、自身の神様に祈るがよいですよー。我こそは這い寄る混沌、ナイアルラトホテップなれば」
以下略



18: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:30:54.78 ID:6vY/R5Bio
完全に脊髄で書きました。
こんな感じでさくっと読めるのを投下できれば思います。

が……!
他はまだ考えがまとまらないので、気が向いたら書きに来ます。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/11(金) 23:57:47.77 ID:wMiTfL+aO
ふんぐるい
むぐるうなふ
くとぅるう


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/12(土) 00:20:03.10 ID:06wgZsfho
クトゥルフもののテンプレを一通りおさえてるな



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/12(土) 03:05:34.49 ID:yUIePbjQO

イアイア


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