過去ログ - 霞「小蒔ちゃんに邪神を降ろしてみましょう」
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13: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:16:00.42 ID:6vY/R5Bio
 試合に関しては姫様が勝利しましたが、その理由は姫様が強くなったからなどとは無縁のものでした。

 なんと試合開始から十分と経たないうちに、対戦相手全員が意識を失ったのです!

 ハッちゃんのことといい、“C”が原因であることは想像に難くない。姫様が戻り次第すぐに〈祓い〉の作業に取りかかりました。
以下略



14: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:16:48.56 ID:6vY/R5Bio
 “C”の〈祓い〉は失敗に終わり、姫様に変化はありません。私は今にも泣き出しそうです。

 「私に移しましょう」霞さんが言いました。

 「移す?」
以下略



15: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:19:01.12 ID:6vY/R5Bio
 それから一週間経った今も、霞さんの行方は知れず、姫様の意識もまだ戻りません。

 私はと言えば、日々精神を削られています。外出すると何者かにつけられている気がするのです。もう三日前から一歩も外に出ていません。

 嗚咽の日々に疲れ、己の死期を悟ると、今回の出来事を記録しようと思い立ちました。
以下略



16: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:22:13.30 ID:6vY/R5Bio
 さて、そろそろお別れの時間が迫っているようです。霞さんから預かった最後の五芒星石にひびが入りました。

 私はどうなってしまうのでしょう。怖いですが、皆と同じところへ行けると思うと少しは安心し――

 いや、そんな、なんだあれは! 知らない! あんなものは知らない!
以下略



17: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:23:23.94 ID:6vY/R5Bio
 「さすが巴ちゃん。予想以上に強い精神でした。我が〈友人〉ながらあっぱれですよー。

 さあ、これで“奴ら”の石はすべて消滅しました。後は好きにやらせてもらいましょう。

 姫様、もし目覚めることがあれば、二度と再び千なる異形の私に出会わぬことを、自身の神様に祈るがよいですよー。我こそは這い寄る混沌、ナイアルラトホテップなれば」
以下略



18: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/07/11(金) 23:30:54.78 ID:6vY/R5Bio
完全に脊髄で書きました。
こんな感じでさくっと読めるのを投下できれば思います。

が……!
他はまだ考えがまとまらないので、気が向いたら書きに来ます。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/11(金) 23:57:47.77 ID:wMiTfL+aO
ふんぐるい
むぐるうなふ
くとぅるう


20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/12(土) 00:20:03.10 ID:06wgZsfho
クトゥルフもののテンプレを一通りおさえてるな



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/12(土) 03:05:34.49 ID:yUIePbjQO

イアイア


22: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/08/06(水) 07:45:24.86 ID:5hzsLmnjo
 霧島神鏡を覆う影



「ダルくないの!?」
以下略



23: ◆yHSiLEH7lA[saga]
2014/08/06(水) 07:46:42.82 ID:5hzsLmnjo
海水浴自体は楽しいものだった。宮守のみんなとはもちろんはしゃぎ、永水のみんなとも仲良くなった。共に卓を囲み、しのぎを削った〈悪石の巫女〉薄墨初美とは、今や手を繋いで飛び込む仲である。

問題はその後。

海水浴を終え帰宅してから、シロとエイスリンは時おり上の空で外を見つめるようになった。
以下略



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