過去ログ - 僧侶「我が国には、皆の希望である王子がいました」
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◆WnJdwN8j0.
[saga]
2014/07/11(金) 20:42:08.92 ID:ckYC4wh40
王子『僕が君を犠牲にするわけないだろう!半端な信頼を寄せるな!』
魔法戦士(王子…お前には徒労をかけたくなかった)
王子『ま、魔法戦士の戦っている姿を見ると何か、胸が熱くなるけど…魔法戦士はかっこいいから』
魔法戦士(どうしてこんな気持ちになったんだろうな…)
王子『魔法戦士を信頼してるから…だから動けたんだよ』
魔法戦士(俺にこんな気持ちを抱かせるなんて、お前は不思議な奴だよ)
魔法戦士(お前を、死なせたくない…)
僧侶「!?」
>僧侶がその禍々しい魔力に気付き振り返ると、魔法戦士の全身から、黒い霧が溢れていた
僧侶「この魔力は…」
魔法戦士「――」
僧侶「え?」
>小さく呟いた後、黒い霧は魔法戦士を包み、そして彼自身の魔力を増大させていた。
闇神官「これは…何なんだ!?」
騎士「あわわ、魔法戦士いいぃぃ!?」
魔法戦士(俺は、俺でなくなるが――)
>そして最後の呟きは
魔法戦士「皆の希望――叶えてやれよ」
>王子の耳だけに、届いたのであった――
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