過去ログ - 勇者「全てが終わり、滅び去ったこの世界で」魔王「ボクは君と旅をする」
1- 20
1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/11(金) 22:09:22.02 ID:uylCmb4xo
勇者「やっぱりここにいたのか」


ボロボロの瓦礫と化した魔王城、壁は吹っ飛んでいるが辛うじて部屋と呼べるその場所で魔王は月を眺めていた

狼の耳と尻尾がゆらりと揺れ、美しい女性の顔が月に照らされて切なげな表情を湛えていた


魔王「君か。いや、君以外にいるわけないものね」


魔王は尚月を眺めたまま返事をした

他に音はない。魔物や人間、小鳥の声も風の音すらない

SSWiki : ss.vip2ch.com



2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/11(金) 22:14:49.31 ID:uylCmb4xo
魔王は尚月を眺めたまま返事をした

他に音はない。魔物や人間、小鳥の声も風の音すらない


以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/11(金) 22:16:27.54 ID:uylCmb4xo
魔王「…行こうか。夜も昼も変わらない」

勇者「ああ。いいんだな?」

魔王「うん、もう終わったよ」
以下略



4:現在
2014/07/11(金) 22:17:01.87 ID:uylCmb4xo
勇者「…町の名残…か」


辛うじて舗装された道や古代遺跡のように崩れた建物が見える

以下略



5:現在
2014/07/11(金) 22:17:42.84 ID:uylCmb4xo
魔王「…やがてここも何も無くなるんだね」

勇者「ああ、人がいた痕跡なんてすぐに薄れるものだ」


以下略



6:現在
2014/07/11(金) 22:20:06.67 ID:uylCmb4xo
_____
___
_


以下略



7:現在
2014/07/11(金) 22:23:32.76 ID:uylCmb4xo
勇者「…この町、原形を留めている」

魔王「毒素がここだけ弱いのかな」

勇者「それでも人間が生き残るには強すぎるな」
以下略



8:過去
2014/07/11(金) 22:26:31.12 ID:uylCmb4xo
_____
___
_

魔王「勇者、これでボクたちの戦いは終わる。どちらかが、滅びなければならない」
以下略



9:現在
2014/07/11(金) 22:28:35.06 ID:uylCmb4xo
_____
___
_

「…ろ」
以下略



79Res/32.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice