過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」一「キミと一緒に、抱き合って」
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◆fUP.t6E/JbsR
[saga]
2014/08/10(日) 15:36:06.57 ID:sYpPkOcRO
――かくかくしかじか。
何とか落ち着いた豊音から聞いた話によると、どうやら宮守も京太郎と同じ、このホテルに滞在しているらしい。
そして豊音はうっかり部屋を間違えて、京太郎の泊まる部屋のドアをノックしてしまったようだ。
「また会えるなんて! ちょーうれしいよー!!」
「はは……」
無邪気に笑う豊音の姿を見ると、沈んでいた心も少しだけ軽くなった気がした。
きっと彼女は、純粋にプロとしての自分や先生としての自分を慕ってくれているだろうから。
「……それで、時間は大丈夫か?」
「時間?……あ!」
時計の針が指し示す時間は、一般的な女子高生なら眠りにつく時間。
部屋を間違えて来たというのなら、今ごろ宮守の他の部員たちが心配しているかもしれない。
「ああ、大変! もういかなきゃ! 」
「やれやれ……」
相変わらずな子だと、京太郎は苦笑した。
京太郎選択
1 送って行こうか?
2 それじゃあ、気を付けてな
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