過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」一「キミと一緒に、抱き合って」
↓
1-
覧
板
20
980
:
◆fUP.t6E/JbsR
[saga]
2014/08/10(日) 19:51:52.96 ID:BlE7KVM3O
「任せて下さい」
「ありがとう。あの子たちも心強いだろう」
京太郎の返事を聞いて、トシは表情を綻ばせた。
最初で最後のインターハイであり、決勝戦。
全員多かれ少なかれ緊張していたようであるが、京太郎が力を貸してくれるのなら、決勝で無様に負けることはないだろう。
「それじゃあ、明日のこの時間は――」
「――分かりました。それではよろしくお願いしますね」
互いのスケジュール帳に予定が書かれていく。
お互いに確認すると、トシは小さく息を吐いた。
「悪いねぇ、忙しくて。他の高校にも行くんだろう?」
「……知ってました?」
「赤阪郁乃の顔の広さは有名だからね。それに、この時期にあんたがこの場所にいるってことは、そういうことだろう?」
お見通しか、と京太郎は苦笑した。
「今度、落ち着いたら一緒に食事でも行くかい?」
「そうですね。楽しみです」
スケジュール帳を閉じて、和やかに会話をする京太郎とトシ。
そんな二人の会話を、扉の隙間から、赤い瞳が覗いていた。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/210.07 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 京太郎「修羅場ラヴァーズ」一「キミと一緒に、抱き合って」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1405089598/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice