過去ログ - 穂乃果「みんなでいっしょに遊ぼうよ!」
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6: ◆nqputeC1Lo
2014/07/12(土) 00:58:57.42 ID:qTMTPxCw0
??「ね?だから言ったでしょ、お姉ちゃん!」

???「うん!ホントだねー!すごーい!」

突然、目の前に走ってきた私よりも1つか2つくらい下の女の子と、
亜里沙と同じくらいの年の子は私達を見て、
凄い歓声を上げている。

こんな子達まで、と信じたくはないが
亜里沙を再度背中に庇い一歩前に出る。

絵里「アナタたち、ナニかヨウ?」

年下の子相手に少しばかり
強めの口調になってしまったかもしれないが仕方がない。
亜里沙を守るためだ。

しかし、そんなことをまるで気にした様子もなく
太陽のような笑顔を浮かべる少女は
相も変わらず活発な声で私達にこう言った。

穂乃果「私、高坂穂乃果!小学4年生です!
    こっちは穂乃果の妹で小学1年生の雪穂!
    雪穂から隣のクラスにね、
    すごぉーーーく!きれいな女の子が転校してきた聞いたんだ!」

雪穂「私、雪穂!よろしくね!」

穂乃果「それで、あのね!あのね!
    雪穂からは小さい子の方しか聞いてなかったけど、
    お姉さんの方もホントにすごぉーーーく!すごぉおおおおおく!

    きれいな金色の髪の毛と、かっこいい空色の目だね!!」

今、私はどんな顔をしているだろうか。
怒った顔?呆けたような顔?笑った顔?…泣きそうな顔?

日本に来て、初めてだった。
こんな率直に褒められたのは。認めてくれたのは。

彼女は嘘や差別という言葉なんて知らないように、
私の目をまっすぐに見ながら、
自分自身の目をキラキラさせながら
私に、私達にそう微笑んでくれた。


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