20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 04:16:42.30 ID:XVXmFM58o
次の日。
昨日みたいに、ベランダの手摺りを伝って兄ちゃんの部屋に行く。
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2014/07/13(日) 04:19:30.15 ID:XVXmFM58o
音をたてないように、静かに窓を開けて侵入する。
「ククク……兄ちゃん、気付いていないようだな……」
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2014/07/13(日) 04:24:46.27 ID:XVXmFM58o
「お前、またベランダ渡ってきたのか! 危ないっつっただろうが!」
「だって正面から行っても驚かせらんないじゃん」
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2014/07/13(日) 04:28:09.54 ID:XVXmFM58o
「まぁいいや……っと、もう15時か」
「真美は学校に行ってるっていうのに、兄ちゃんは今日も引きこもってるんだね」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 04:33:01.57 ID:XVXmFM58o
「しゃーない、補給タイムだ」
「ほきゅーたいむ?」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 04:36:05.76 ID:XVXmFM58o
ぴっ!とその間一秒足らず。
真美はそっこーで正座して兄ちゃんをお迎えした。
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 04:40:26.23 ID:XVXmFM58o
ぱくっ。
さらり。
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 04:44:54.76 ID:XVXmFM58o
「さて、じゃあ俺は黒いのを食おう」
「チョコケーキ?」
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2014/07/13(日) 04:47:43.10 ID:XVXmFM58o
「……」
じーっ。
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 04:51:23.13 ID:XVXmFM58o
「ごちそーさま!」
「へいへい……言えばちゃんとあげるってのに……」
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2014/07/13(日) 04:57:59.20 ID:XVXmFM58o
「ねね、兄ちゃん」
くいくいと、シャツの裾を引っ張る。
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