33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 05:05:03.19 ID:XVXmFM58o
「えっ、あれっ、えっ、単細胞分裂?!」
「遠まわしにすんごい失礼なこと言われてるよ、真美」
「兄ちゃんにはデモクラシーってものがたりないよね、亜美」
「で、デリカシーのことか? って、亜美って……」
ここで兄ちゃん、ようやくタネに気付いたっぽいね。
「そう、何を隠そう……」
「真美達は、双子なのだー!」
二人でそう、兄ちゃんに高らかに宣言する。
少しの間黙り込んだ後、兄ちゃんは驚いた表情のまま、ぱちぱちと拍手をした。
「というわけで、次からはケーキは三つ用意してね」
「えぇ……幼女が更に増えるのか」
「亜美は幼女じゃないってのー!」
ちなみに、実は三つ子だって言ったら、また驚かれた。
嘘ですって言ったらゲンコツされた。
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