37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 21:22:05.79 ID:XVXmFM58o
十秒後。
テーブルの上に置かれたのは、なんと二つのゴージャスセレブプリン!
「兄ちゃんありがとー!」
亜美は目をきらきらと輝かせながら、スプーンを片手に握りしめている。
でも兄ちゃん……二個ってこれ、片方はきっと自分の分のつもりだったんだよね。
「はぁ。たんと召し上がれ、ガキ共」
「いよっしゃぁーー! いっただっきまーーす!!」
待てをされていた犬が、よし!と言われたかのように、一気にプリンに躍りかかる亜美。
「ゥンまああ〜いっ! こっこれは〜!」
口に運んだ瞬間、ほっぺたを押さえながら高らかに叫んだ。
おおお、おいしそう!
……でもこれ、兄ちゃんも食べたいよね、甘いの好きそうだし……これ買うの大変だし……。
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