42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 21:47:39.69 ID:XVXmFM58o
兄ちゃんは真美が近づいてきたのに気付くと、ちょっと不思議そうな顔をした。
「あれ? 実はプリン苦手だったか?」
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 21:51:37.88 ID:XVXmFM58o
「はいっ、あーん」
「……えっ?」
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 21:57:54.21 ID:XVXmFM58o
「真美はこういうの、気にする歳じゃないのか?」
「え? 気にするって?」
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 22:04:39.20 ID:XVXmFM58o
「……あれ?」
「あ。その顔、今更気付いたっぽいな」
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 22:11:33.22 ID:XVXmFM58o
「あ、亜美! 帰ろ!」
「真美、どったのー?」
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 22:24:26.24 ID:XVXmFM58o
……。
そんなことがあってから、真美は事あるごとに兄ちゃんの部屋に遊びに行くようになった。
48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 23:03:55.50 ID:XVXmFM58o
そんな毎日がちょっと変わったのは、外が寒くなり始めた秋の終わり。
いつものように兄ちゃんの部屋に行くと、なんか兄ちゃんが踊ってた。
49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 23:12:10.97 ID:XVXmFM58o
「アイドル事務所のプロデューサーやるんだよ」
「……あいどる?」
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 23:19:14.36 ID:XVXmFM58o
「俺がプロデューサーやる事務所のアイドルっていうと……秋月律子とか」
「んー、聞いたことない」
51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 23:26:50.73 ID:XVXmFM58o
そんな話をされてからしばらくすると、兄ちゃんは事務所でバイトをするようになった。
プロデューサー業のべんきょーも兼ねて、アイドルこーほせい?のレッスンとかを見てるんだって。
52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/13(日) 23:34:12.18 ID:XVXmFM58o
「お前、なんでホッとしたような顔してるんだ?」
「え? えーっと……なんでもないよ」
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