6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/12(土) 00:41:03.15 ID:w/26O5Id0
「……それ着て、ちょっとコンビニ行くだけだよ。ね? それが終わったら……」
「お、終わったら……なんだよ」
伏せがちに、上目遣いで彼女はか細い声で尋ねる。その目に期待の色が薄らと浮かんでいるのを俺は見逃さなかった。
俺は彼女を優しく抱きしめる。ぴくりと震える晴の耳元で意地悪く囁く。
「……ふふっ。そうだね……うん……いつもより、良い事してあげる。晴が好きそうな事、沢山」
「お、オレの……」
「うん。今日はまだ時間あるし、外ももう日が沈んで暗い。それに30分くらいしか外に出ないから大丈夫だよ」
晴は沈黙する。そして視線を動かして悩んでいるようだった。
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