過去ログ - ありす「私達とPさんの」 桃華「出会いのお話ですわ!」 ―櫻井桃華編―
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1: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:46:34.79 ID:Iko9CLG/0
このSSは
ありす「Pさんに認められた方が」 桃華「大人、ですわね?」
ありす「Pさんの家に!」 桃華「お泊りですわ!」
に続く3作目ですが
どれもこれも1話完結式なので、前の作品を読まなくても大して問題ありません。


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2: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:47:55.56 ID:Iko9CLG/0
i.imgur.com


※歴史秘話ヒストリア OPテーマ曲

以下略



3: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:49:50.92 ID:Iko9CLG/0
ちひろ「お嬢様がアイドルに!?」

ちひろ「東京の小さなアイドルプロダクションに新しく入った少女、櫻井桃華ちゃん。なんと大手企業のご令嬢!」

ちひろ「一体どうして、神戸出身の少女が遠く600kmも離れた東京のプロダクションに来ることになったのか」
以下略



4: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:51:54.75 ID:Iko9CLG/0

【エピソード1:心の輝き 兵庫の地で見つけた桜】


社長「P君! さあスカウトだ! 出張だ!」
以下略



5: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:53:50.76 ID:Iko9CLG/0
社長「P君、うちのアイドル今何人だい?」

モバP「……この間スカウトした、まゆ一人だけです」

社長「だよなぁ……」
以下略



6: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:55:30.90 ID:Iko9CLG/0
ちひろ「社長、焦りは禁物です。切羽詰まっている感じを出すと女の子は警戒してしまいますから」

社長「うん、とりあえず適当になんとかなるだろう! 人生なんてそういうもんだ、なぁP君!」

モバP「そ、そうですね。できれば暗いよりも明るいほうが」
以下略



7: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:57:00.42 ID:Iko9CLG/0
社長「私としては、正直言うと千川君は事務員よりアイドルに向いていると思うんだよね」

ちひろ「へっ!?」

モバ「あ、それは自分も思いますね」
以下略



8: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 13:58:44.43 ID:Iko9CLG/0
社長「ということで、P君か私がなんとかスカウトして来ないと現状が打開しないわけだ」

社長「そこでだな、P君に再び地方出張スカウトをお願いしたい」

モバP「この間の仙台の時みたいにですか?」
以下略



9: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:01:57.12 ID:Iko9CLG/0
社長「私だって時間がある時は、渋谷とか原宿とかで同じように名刺やチラシ差し出しているけどさ……君ならわかるだろう?」

モバP「ええ。ガン無視決め込まれるか、通り過ぎてくすくす笑われるか、そんな感じですね」

社長「そう、そうなんだよ! 若い子が集まる場所ほど、ガードが堅い!」
以下略



10: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:03:18.24 ID:Iko9CLG/0
ちひろ「23区外とかはどうなんです?」

モバP「一回、社長と東福生までは行きましたよ」

社長「八高線ってボタン開閉ドアなんだな。ああいうの初めて乗った」
以下略



11: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:07:03.41 ID:Iko9CLG/0
社長「ちょっと脱線しちゃったね……電車だけに。なーんつってー!」

社長「というのはジョークなんだけど、やっぱり都内じゃ正直微妙なので、地方にしかいないようなダイアモンドの原石を見つけて欲しい」

モバP「わかりました。そうすると、次はどの辺が良いですかね?」
以下略



12: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:10:02.54 ID:Iko9CLG/0
※岡山県 i.imgur.com


13: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:13:08.27 ID:Iko9CLG/0
社長「よっしゃ! 100万ドルの夜景の神戸だ! 兵庫だ!」

モバP「えっ、そんな観光みたいな理由で決めるんですか?」

社長「遠くまで行って仕事だけなんてつまんないじゃん。空き時間で観光してきなよ。あ、おみやげよろしくね」
以下略



14: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:15:09.60 ID:Iko9CLG/0
モバP「裁量は自分次第、と」

社長「学校のテストとかスポーツの試合と同じだよ。こういうの終盤の時間無い状況で煮詰まると巻き返すの厳しいから」

モバP「なるほど……」
以下略



15: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:17:15.32 ID:Iko9CLG/0
社長「で、今日が木曜日だから……P君は今週土日に予定はあるかい? 土日をまたいで向こうに行ってもらいたいんだけど」

モバP「今週は特に。何故ですか?」

社長「観光地ともなれば、土日のタイミングで県内外から観光客も多く来るだろうからね」
以下略



16: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:20:37.03 ID:Iko9CLG/0
モバP「社長、そこまで考えて……!」

社長「ビジネスは先読み勝負だよ。先物取引だよ」

ちひろ「……適当なのにこういうところが変に気が回りますよね、この人」
以下略



17: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:22:52.21 ID:Iko9CLG/0
モバP「土日の件は良案だと思います。人が多いに越したことはありませんから」

社長「よし、じゃあ新幹線の券は私が手配しておこう」

モバP「えっ、社長がですか?」
以下略



18: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:24:45.93 ID:Iko9CLG/0
社長「んん〜? そうだったかな〜? オッサンもう歳だから曖昧でさぁ」

社長「まぁ、たまにはみどりの窓口にいる制服女性職員から手渡しで受け取るのも良いものだぞ〜?」

モバP「そこが目的ッスか……」
以下略



19: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:26:26.77 ID:Iko9CLG/0
社長「頼んだよ……って言うとプレッシャーかかるかもしれないけど、他に言葉が無くてね」

モバP「任せてください。必ずご期待に応えてみせますよ」

社長「うむ! その言葉が聞きたかった! 好きなようにスカウトしてきたまえ!」
以下略



20: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:28:12.51 ID:Iko9CLG/0
次の日


モバP「一度会社に顔を出して、社長から購入した乗車券をもらったのは良いけど……」

以下略



21: ◆CTtxy3Bv6A[saga]
2014/07/12(土) 14:31:38.98 ID:Iko9CLG/0
モバP「なんで神戸行って来いって言った本人が姫路行きの券を買ってくるんだよ!!」

モバP「あかん。社長の適当レベルが高すぎて考えが読めない」

モバP「そもそも考えあっての姫路行きなんだろうか……」
以下略



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