過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/21(月) 00:53:38.82 ID:r4w0sd270
「わしはそれを見ていることしかできず、挙句の果てに捕らわれて奴らに連れて行かれるのも時間の問題じゃった。しかしそこで助けてくれたのが、マサラタウンから来た少年、グリーン君じゃった」

「あのグリーンが……」

 レッドはグリーンとはトキワシティで戦って以来会っていない。ポケモントレーナーとして旅は続けているだろうと思っていたが、まさかこんな人助けをしているとは……。

(……いやグリーンだって、目の前でこんな事が起きればロケット団を許せないだろう。けど、やっぱり驚いたな……)

「わしはロケット団が拠点を作っていたシオンタワーの最上階で捕らえられていた。グリーン君がやってきたのは、大勢いたロケット団が野生のポケモンを痛めつけていた時じゃ……」


 数日前のシオンタワー最上階。そこでは多くのロケット団員が、縛り上げられたフジ老人をにやついた目で見下していた。

「まったく手間取らせやがって。あんまりにも来るのが遅いから、この辺のポケモンを暇つぶしに狩り尽くしちまったぜ」

 回りにはシオンタワーに住んでいたであろう多くのポケモン達が倒れている。

「経験値をかせぐならここまで痛めつける必要はなかろう! 野生のポケモンといえども殺していいはずはあるまい!」

「俺たちロケット団は悪事を働いてなんぼ。人だろうがポケモンだろうが、ロケット団の行動一つ一つに全ては恐れおののくさ」

 倒れ伏しているガラガラに、その子であろうカラカラが泣きついている。

「こんなふうにな!!」

 ロケット団が手持ちのポケモンをけしかけ、泣きじゃくるカラカラに迫る。

「やめるんじゃ!!」

 その攻撃はカラカラに届かなかった。ガラガラが最後の力を振り絞って立ち上がり、カラカラを庇ったのだ。

 庇ったガラガラは壁にたたきつけられ、今度こそ完全に動かなくなった。

「なんてことを……!」

「はっは! よかったじゃないか死んだのが墓場で。埋葬にも時間を取らないぜ」

「そうだな。ここには墓石もたくさんあるし、新しく人が埋葬されたって構いやしないよな」

「!?」

 聞きなれない少年の声、ロケット団員達は一斉に階段の入り口に振り返る。



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