過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/23(水) 22:03:08.60 ID:o5khsuYE0
「ギャ!!」

 ギャラドスがガルーラの肩にかみつき、ガルーラも負けじとギャラドスの長い首にかみつく。

(ギャラドスの方が力が上だ。このまま押し切る!)

「ポケモントレーナーとは常に、物事を大局で見なければならない。ギャラドスには手足がないが、ガルーラには4つの手が残っているぞ、少年!」

「! しまっ!?」

 ガルーラからすれば相手が至近距離で固定さえされればよかった。

「れんぞくパンチ」

「ガルゥ!」

 ガルーラの腹袋の中の子ガルーラが吠え、母親とともに痛撃のラッシュをギャラドスに浴びせる。

「ググ……グググ……!!……ギャラァ!?」

 ガルーラに痛手を負わせることには成功したが、ギャラドスは耐え切れず倒れる。

(……やけにギャラドスが耐えたな。ガルーラの消耗も激しい。……! 宿り木か。あの一瞬でよく当てたものだ)

「まだだ! 行け! ピジョン!」

「戻れガルーラ。行け、サイホーン」

(くっ……タイプ相性が……!)

 レッドの思考は狭まっていた。元々が怒りで捕らわれ、現状は二体のポケモンが倒されて不利。結局なんのきっかけも掴めないまま、ピジョンはサイホーンに競り負ける。

「……戻れ、ピジョン」


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