過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/31(木) 23:10:13.51 ID:j48OEh5L0
「行けえ! ピジョン!!」

「行け、ニドリーノ」

お互いに繰り出したポケモンは共に最終進化を残したポケモン。レッドのピジョンはまだレベルが足りないにしても、ポケモントレーナーとしてキャリアが段違いのサカキが使うにしては、ニドリーノは小粒に見える。

事実、サカキがレッドを見る目は変わらない。あくまで生意気な子供を見る余裕の笑み。

レッドはサカキのその顔を歪ませると誓う。

(サカキ! お前がその気なら、俺は全力でお前を倒す!)

「ピジョン! つばさでうつ!」

「ニドリーノ、どくばり」

ピジョンの翼とニドリーノの角が激突する。吹き飛んだのはニドリーノだった。

「いいぞ! ピジョン!」

「充分だ、もどれニドリーノ。行け、サイホーン」

「……ピジョン! すなかけ」

「ほう? さすがに以前とは違うアプローチでくるか。つのでつく」

「くっ!?」

(あたったか。ピジョンの消耗がやけに激しい……? ニドリーノの毒針か!)

「戻れ、ピジョン。行け!」

「ポケモンが出た所は大きな隙となる。サイホーン、ふみつけ」

モンスターボールが割れ、光輝くところにサイホーンが先手を打って踏み潰しにかかる。

しかし、躍り出た青き龍によって逆にサイホーンがひっくり返る。

「これは不利だな。戻れサイホーン。行け」

「今だギャラドス! バブルこうせん!」

負けじとレッドもサカキの交代の隙を狙う。

(大地のサカキ。異名通りならこれでまず一匹……!)

しかしサカキの繰り出したポケモンはバブルこうせんを耐えた。現れたのは……

「……ガルーラ!」

「さて、今度はどうさばく?」


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