過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/31(木) 23:16:56.74 ID:j48OEh5L0
「くそ、サカキ様! どうか援護を! 俺だけのポケモンでは……うわ!?」

バリヤードがバリアーを解除し、攻撃態勢に写る。

「いい加減に、しなさい! フーディン、バリヤード! サイコキネシス!」

「ぐわああああああ!?」

一点集中させた念力がゴルバットを吹き飛ばし、ロケット団員の男もそのゴルバットに巻き込まれて社長室の扉を壊しながら彼方に飛んでいった。

ナツメはすぐさまサカキに向き直る。奴がその力をこちらに向ければ、ナツメも全力で反抗しなければならない。

(レッドと私で勝てるかどうか……。いえ、今のレッドにやっぱり無理は……)

ナツメのそんな思惑は、なんとか立ち上がったレッドの一言で却下される。

「仕切りなおしだサカキ。お前もポケモンを回復させろ」

「!?!?」

「……本気かね。レッド君」

「ああ……本気だ」

レッドだけじゃない。先ほどまで倒れ伏していたフシギソウ、ピジョン、ギャラドス、カラカラ、ラッタ、バタフリーが、傷こそ治療されたものの疲労困憊の体で立ち上がる。

そして、例外なく戦意で満ちている。

「レッド……」

ナツメは呆然と眺める。

(なぜこんな瞳ができるの? 人も、ポケモンも!)

サカキが組んでいた腕をとき、自身のポケモンたちを全て出して懐からかいふくのくすりを取り出す。


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