過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/31(木) 23:18:14.80 ID:j48OEh5L0
「レッドのポケモンが戦闘不能と判断したら、私のバリヤードがバリアーを張って、フーディンで回収するわ。両者異論はないわね」

「いいだろう」

「ありがとうナツメさん。バトル再開だ。行け! バタフリー!」

「行け、ニドリーノ」

「バタフリー。っ……サイケっこうせん!!」

声と共にレッドの全身に激痛が走る。しかし倒れる訳にはいかない。

「ニドリーノ、きあいだめ」

「バタフリー、もう一度だ!」

(すごいなバタフリー。キャタピーの時はあんなにちっちゃかったのに……本当に強くなったな)

「ニドリーノ! つのでつく!」

サカキの采配は全く曇らない。ニドリーノがサイケこうせんを耐え、バタフリーが息をついた瞬間渾身の一撃を与える。

バタフリーの急所にあたり、バタフリーは一気に吹き飛んで地面を転がる。ナツメがすぐさま判断する。

「バタフリー、戦闘不能」

レッドには見えた。バタフリーが最後、確かに笑った。

(お前の想い、無駄にはしない!!)

「行け! ピジョン! 空をとぶ!」

ピジョンの突撃をニドリーノが迎撃する。ニドリーノの角がピジョンに迫るが、ピジョンはすんでの所で体をずらし、ニドリーノを弾きとばして戦闘不能に追い込む。

「戻れニドリーノ。む」

サカキの手が止まる。レッドのピジョンが光り輝いている。

現れたのはポッポの最終進化系、ピジョット。優雅な羽ばたきとともに、高らかに叫ぶ。

(なんだポッポ。そんなに綺麗だったのか……)


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